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2020年5月

ラ・ラ・ランド

2020/05/10(日)

前回の記事で新庄の言葉について書いた。

スポーツの価値はくらしにいろどりを与えてくれること

ということは、自分のなかで揺らぎない思いにいたっているのだが、その「いろどり」という言葉に行き当たったのは、映画「ラ・ラ・ランド」の「Audition (The Fools Who Dream) 」という曲だった。

主人公が女優になる夢をかけた最後のオーディションで自らの叔母さんのことを即興で歌う曲に感動してぼくは涙したのだが、人から「泣くような映画ちゃうやん」と言われるとおり、普通の人にとっては、まったく涙の意味がわからないようなシーン。

アートというのはちょっとばかげていて、役に立たないものだというような歌詞で、そのなかに、こんな歌詞がある。

a bit of madness is key
to give us new colours to see

人生にいろどりをあたえてくれるばかげたこと

というのは、自分にとってのスポーツであり、自分がなぜスポーツに取り組んでいるのか、という問いの答えだった。

「ラ・ラ・ランド」はアカデミー作品賞は逃したけど(間違って発表されて舞台上で取り消された)、ここ数年の映画のなかで、一番好きな作品です。スポーツにもアートにも興味がない人にも、「ミュージカルはちょっと、」という人にもおすすめです。

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新庄の言葉

2020/05/08(金)

新庄剛志の現役復帰のニュースとともに、その名言として「プロ野球の存在意義は、その街の人々のくらしが少しいろどられたり、単調な生活がちょっとだけゆたかになることに他ならない。」という言葉が取り上げられていた。

ぼくが副理事長をつとめている特定非営利活動法人サロン2002の理念は、

スポーツを通してのゆたかなくらしづくり

なのだが、スポーツの存在価値をつきつめていくと、もちろん勝利することではなく、単に笑顔になることでもなく、「ゆたかなくらし」に行きつくことになる。

そしてもうひとつ、「彩り」というのもスポーツのもう一つの価値。

賀川さんに言わせれば、サッカーとは

丸いもんが、白い枠のなかにはいったかどうかを競うだけのあほらしい遊び

ということになるのだが(もちろん誰よりもサッカーを愛する賀川さんの言葉だから重みがある)、あほらしいけど、そのゴールは何ものにも代えがたい「いろどり」を人びとのくらしにもたらしてくれる。

自分のなかで、なぜスポーツにかかわるのか、と幾度となく自問したときの答えを、新庄の言葉のなかに発見して、大いに驚かされると同時に、うれしくなった。

特に好きな選手ではなかったけども、意外に(ではないですか?)本質を見通している人なのかもしれない。いや、そうだから他の選手と異なる存在感を示し続け、そして結果を残すことができたのだろう。さすがです。

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