デットマール・クラマー・ファンデーション
クラマーさんの生前からクラマーさんの意思そして遺志を継いでいこうという活動が、福岡県在住のドイツ人イーバッハ氏を中心に進められてきた。その活動を実現していくための団体「デットマール・クラマー・ファンデーション」(DCF)では、フットボール・インテリジェンスとして脳や神経の働きのトレーニングに取り組んでおり、その推奨者であるビンス氏がドイツから来日し、日本のサッカー関係者とのミーティング、レクチャが行われた。
ご両名は神戸で団体の名誉会長となっている賀川さんへの報告を行ってくれて、その後、4人で会食へ。彼らは「来日したときに、日本の指導者たちはどう反応したのか」「クラマーさんが韓国でコーチになった時に日本人はどう感じたのか」などなど、日本とクラマーさんとのつながりについて、熱心に賀川さんに質問し、賀川さんはいつもながらの昔話を英語で(!)語った。
ビンス氏がクラマーさんにフットボール・インテリジェンスについて話をしたところ、クラマーさんはすぐにイーバッハ氏に「DCFでやるべきことが見つかった。すぐに来い!」と電話。そこからファンデーションの方向性が一気に固まり、今回の来日につながったとのこと。
日本サッカーの父は、死後も日本サッカーの次の一手に思いを巡らせていた。
死せるクラマー生ける賀川を走らす
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