20代前半に、映画の仕事で知り合ったSさんがお亡くなりになった。Sさんはハワイ在住で早くからEメールを使用して、ぼくのことを「パソコンの師匠」と呼んでくれた。署名に「ほんだ」とひらがなで書いていたのをえらく気に入っていただいて、メールでは「ほんだくん」と呼び掛けてくださった。
会社を立ち上げたときには、いろいろな応援をしてくださって、何かあるごとに相談に乗ってくださった。いくつもの、かけがえのない教えをいただいた。
大学時代にゴルフ部で活躍されたSさんは、ぼくがゴルフを始めたと知ると、ハワイで一緒にラウンドしてくれた。バンカーショットが全くダメなのを見て、丁寧に指導してくれた。それからはバンカーショットが苦手ではなく、楽しいショットに変わった。バンカーショットのたびに、Sさんの教えを思い出し続けている。
お兄さんの孫が女子サッカーの年代ごとの代表に選ばれていて、神戸のINAC戦ではSさんと一緒に応援に行った。試合前、ぼくがスタンドから彼女の名前を呼ぶと、こちらに向かってお辞儀をしてくれた。それをSさんは大いに喜んでくれた。
Sさん、ゴルフの腕前は全く上達していませんが、いつかそちらで一緒にラウンドしてください。
ほんとうにお世話になりました。
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