今年で5年目を迎える「グリーンアリーナ神戸カップU-18フットサルフェスティバル」が開催された。毎年の夏休みに、高校生世代のはつらつとしたプレーを見ることは個人的にもほんとうに楽しみなのだが、それに加えて、過去の大会出場選手から5名がすでに日本代表入りを果たしてくれており、日本フットサルの強化・育成にも少しは寄与できたかなと感じている。
今年はフウガドールすみだファルコンズが初出場、初優勝。Fリーグの下部組織らしく、各選手が高い意識をもってプレーする姿は、他のチームにも大きな刺激になったはず。そして準決勝で両チーム10人ずつにおよんだPK戦で作陽を振り切ったサントスサッカーショップは、主力選手が中学生。現在はブラジル国籍とのことだが、ぜひ日本代表を目指して、もらいたい逸材揃いのチームだった。
そうしたトップレベルのプレーヤーが頂点を目指す場でもあると同時に、同世代との対戦機会が少ないチームへの競技機会の拡大は大会の最大のテーマ。
3年連続で女子選手の出場もあり、外国国籍の選手や中学生の出場もあった。
チームとしても高校フットサル部、サッカー部、フットサル・サッカーのクラブチーム、さらには同窓生チームなど多様なチームが参加してくれていることも主催者としてはうれしく思っている。
また、開催初年度から毎年熊本からのチームが出場してくれており、今年は参加費免除の招待として、エンフレンテ熊本が参加してくれた。
運営面でも、兵庫県フットサル連盟、神戸大学フットサル部、神戸国際大学附属高校フットサル部の強力なサポートがあり、主催の神戸アスリートタウンクラブだけでなく、そうした関係者との協力体制で運営されていることは、この事業の価値をさらに高めていると改めて実感した。
来年以降は、できればチーム枠を現在の16チームから24チームに拡大し、さらに多くの、多様なチームの参加を促したいと考えてる。審判や会場の確保など、課題は山積だが、2日間の選手のプレーと、指導者の皆さんの熱意に触れて、何とか実現したいと考えてる。
選手、関係者の皆さんのおかげですばらしい大会になりました。感謝!
グリーンアリーナ神戸カップU-18フットサルフェスティバル
http://gacup.net/
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