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2015年4月

あれから1年

2015/04/30(木)

昨年の今日、親友が亡くなった。

夜にメッセージが入って、翌日の一番のフライトで沖縄入りして、そこからいろいろな人と出会い、再開し、いろいろな思いや思い出を語り合ってきた。

あれからの1年は、これまで生きてきた時間とはちょっと違った1年になった。あいつは自分に何を突き付けてきたのだろう、と何度も考えさせられた。

朝のテレビでは、今日のかに座の運勢は1位だった。
昨日のサッカーのおかげで、右足首と左腿裏が痛くて歩きづらいし、
まあ、特別にHAPPYな1日でもなかったように思うのだけど、
電車から降りて空を見上げた時に
あいつに(あるいは、あいつらに)胸を張って見てもらえるように、しっかりと生きなければと感じた。

これが1位ってことなんかね。

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威厳と誇り

2015/04/24(金)

先日、電車の中で読む本を何でもいいから一冊買おうと思って、駅隣接の本屋で平積みになっていた伊集院静のエッセイ集を買った。読みながら、自分とはずいぶん違うものの見方をする人だな、と感じたが、いくつかハッとさせられるようなところもあり、さすが人気作家と思いながら読み進めた。

そのなかで、リルケの「マルテの手記」からの引用として以下のような文章があった。

昔は誰でも、果肉の中に核があるように、人間はみな死が自分の体内に宿っているのを知っていた。(中略)それが彼らに不思議な威厳と静かな誇りを与えていた


毎年、GWの連休には亡くなった友人たちの墓参りをするのだが、今年からは参る墓が一つ増えた。そういえば、彼らの中には威厳と誇りが密かに輝いていたような気がする。一緒にいるときにはそんなこと、気にもしなかったけども。

この一節を読むためにこの本を買った(買わされた)ような気がした。

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グリーンアリーナ神戸カップ

2015/04/23(木)

4年前の春に「U-18フットサルトーナメント」が生まれた後、
多くの関係者から、

春だけではなく、夏にも大会を

という声があり、「クラークカップ」として大会を創設した。

初年度からオーシャンズをはじめとしたFリーグの下部組織などが参加し、
作陽高校が初代王者に。

翌年からも引き続き神戸アスリートタウンクラブが主催となり、
グリーンアリーナ神戸カップとして大会を継続し、今年には4年目を迎える大会が開催されることとなった。

昨年にはJFA主催大会が生まれ、各地でリーグ戦や招待大会なども行われるようになってきた。JFA大会と時期が重ねるために、今後はJFA大会の予選で敗退したチームが出場する大会というような位置づけになりそうだが、フットサルらしく多様性をもったチームが出場できる大会として必ず継続していきたいと思っている。

全国からの参戦をお待ちしています。

グリーンアリーナ神戸カップ U-18フットサルフェスティバル

Gacup


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すっきりしたこと

2015/04/21(火)

昨年の春から、夢にも見ないような驚愕の出来事が重なり、
また、これまで全く興味も関わりもなかった分野の仕事に取り組むことにもなり、

ということを言い訳にしてはいけないのだけど、
気にはなっているけども進行が遅れていた案件があった。

理事を務めている2つのNPOのサイトの全面リニューアルも
ずっと気になっていた案件で、
どちらも紆余曲折があり、
それぞれに遅れる理由もあったのだけど、
最大の理由はぼくの動きだった。

その2つのサイトのリニューアルがようやく完了。

どちらも100%満足!とは言えないとしても
製作者、NPOメンバーの協力のもと、
これまでとは別次元のレベルの完成度に仕上がった。

みなさん、ありがとうございました!

数年越しで、すっきりしました。


あとはこの器にしっかりとコンテンツを盛り込んで、
前に進めていかなければ、です。

Logo
特定非営利活動法人サロン2002

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特定非営利活動法人神戸アスリートタウンクラブ

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戦争の話

2015/04/06(月)

月末から大分でのキリンチャレンジカップ取材、神戸・東京での講演と、バロンドール騒動の最後の大騒ぎが続いた。そして、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞の取材もようやく一息つくことになった。

今年は戦後70年ということもあり、取材者の皆さんからは

「賀川さんには戦争の話を聞いても大丈夫ですか?」

と度々質問された。そのことを賀川さんに話したら、

まあ、サッカーの練習してたんが、飛行機の練習にかわっただけやからな

と笑顔で返事が返ってきた。

さらには、

軍隊での訓練より、神戸一中のサッカーの練習の方がキツかったしな

と。

取材で、

「ところで賀川さんは実戦経験は」

と聞かれると

「特攻隊やから、実戦行ってたら、ここにはおらんわな」

と笑いを誘う。

それからは取材者に聞かれると「戦争の話は大丈夫ですが、皆さんが期待されているような悲壮感漂う話は聞けないかもしれませんよ」と答えるようになった。

どんな出来事や境遇にもネガティブに接する人もいれば、飄々とその環境を楽しめる人もいる。賀川さんは、まさに後者の代表で、だからこそ90歳になっても仕事を楽しみ、さらには90歳でいることも楽しんでいるように見える。もちろん実際には苦労もあり、楽しむための工夫もたくさんあるけれど。

8月に向けて、賀川さんに戦争のことを聴こうという企画もいくつかあるようだ。
ぼくも賀川さんの戦争体験をもっと聴かせてもらいたいと思っている。

チュニジア戦の賀川さんの記事もどうぞ
2015年3月27日 日本代表 対チュニジア代表


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