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2015年3月

決勝トーナメントが消えた

2015/03/29(日)

前回に大分での親切のことを書いたが、もう一つ(試合の勝利以外で)うれしい出来事があった。

試合のプログラムの表記のなかから、「決勝トーナメント」の文字が消えていたのだ。

もう10年以上前から決勝トーナメントという表記の誤りについては何度も書いたり、話をしてきて、多くの人たちに納得していただいたり、「もう日本語として定着してるからいいじゃないか」とか、「ほんださん、しつこいね」と言われたりもしてきたのだが、昨年に「温故知新」として賀川さんがJFAの職員向けに講演をした際にこの話をして、コミュニケーション部の方からも「今後、表記を改めたい」と言っていただいたことが実を結んだのかもしれない。

賀川さんとしては、いまさらマスコミに対して、「お前たちは間違っている」と言っても仕方ないだろうが、最もグローバルな視点と影響力を持っている競技団体である日本サッカー協会がまず表記を改めなければならないだろうということだったので、次はマスコミの対応が気になるところ。

NHKさんあたりが改めてくれると一気に見直しが進みそうだけど。

決勝トーナメントという表記の問題点については、こちらの賀川さんの記事でご確認を

決勝トーナメントはない


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大分での親切

2015/03/28(土)

大分で開催された「キリンチャレンジカップ2015」対チュニジア戦の賀川さんの取材に同行した。試合前にFIFA会長賞のお祝いとして大仁会長から花束を贈呈されるというセレモニーがあり、また、「賀川さんに密着取材」と銘打ったカメラマンの取材もあり、いつもの取材とは違って取材される立場もあっての気の抜けない「取材」となった。

昨年のブラジル、今年のチューリヒと、海外では列に並んでいると先に並んでいる人たちから必ず「お先にどうぞ」と声をかけていただくのだが、世界で最も親切な国の一つと思われる日本では、「列に並ぶ」というルールが優先されるのか、恥じらいがあるのか、そのような言葉や行動がなく、実は高齢者にやさしい国ではなかったのだと思い知らされた。

それが、今回はプレス受付の列(長い列だった)に並んだときも、タクシー待ちの列(きっと2時間近く並ぶ)でも、親切に声をかけていただいて優先的に前に進めていただいた。まあ、少々無理してでも前に進んでもらうのが、同行者でありカバン持ちであるぼくの仕事なのかもしれないが、それはさておき、心がポッとあたたかくなる親切だった。

感謝!

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4年目のU-18トーナメント

2015/03/26(木)

「2011年の9月、本多さんがうちの体育教官室にやってきて、その場でいろんな人に電話して、あっという間に話がまとまって、翌年3月に名古屋のオーシャンアリーナでU-18フットサルトーナメントという大会が生まれたんです。」

と、筑波大附属高校サッカー部長で、特定非営利活動法人サロン2002の理事長である中塚義実さんがいつも語ってくれる大会創設から、今年で4年目となる大会が開催された。大会名は「ユースフットサル選抜トーナメント」と少々マイナーチェンジとなったが、創設時からの理念は変わらない。

・9地域からの選出されたチームが出場する。
・選出(今年から選抜という表現になった)方法については、各地域の状況にあわせて、地域にて決定する。予選を行ってもいいし、地域の選抜チーム、リーグの選抜チームなどでも。高校サッカー部、フットサル部、クラブチーム、同窓生チームなど多様な参加形態を受け入れることで、地域の現状に対応した普及・強化に寄与することを目指す。

これに加えて、「JFA主催の大会に発展することを目指す」というのが初期の最大の目標のひとつだったが、これは昨年にJFA主催大会が開催されて実現した。

過去の優勝チームは名古屋オーシャンズU-18、瀬戸内高校、幕張総合高校で、フットサル勢と高校サッカー部勢の戦いは理念や仕事やお金のこと抜きにして、心から楽しめる、感動させられるものだった。今年も高校サッカー部勢としては鹿島学園が参戦。初戦で名古屋オーシャンズのメンバーが中心となっている愛知県選抜と対戦し敗れたものの、3戦目では21ゴールでグループ2位の最上位に与えられるワイルドカード枠の権利を得る。しかしその後に大分選抜が19ゴールをあげて得失点差で上回り、鹿島の準決勝進出はならず。もしオーシャンズと初戦で対戦していなければ結果は違ったのではないかと思われるし、準決勝まで来れば、連戦で疲れの見えるフットサル勢を撃破しての優勝もあったのでは、と思わせる戦いぶりだった。

関西人的には、その40ゴールの餌食となったのが2チーム参加していた関西勢であったことが残念だ。昨年の野洲高校の準優勝で2枠を獲得し、リーグ戦なども活況を見せているのだが、その実績をこの大会につなげることができなかった。

決勝は東京都勢対決でFOOTBOZEを1-0で下した東京都ユースリーグ選抜U-18を4-2で下した愛知県選抜U-18が優勝。フットサル連盟会長の小倉さんと賀川さんに並んで観戦してもらうことができたのもうれしいことだった。さすがの賀川さんも高校サッカーの創成期はリアルタイムで見てはいないけど、U-18フットサルは毎年しっかり取材してくれている。

今後、現在募集中のホンダカップ フットサルフェスタ、8月のグリーンアリーナカップU-18フットサルフェスティバルで、成長した彼らに再会できるのが頼みだ。

ユースフットサル選抜トーナメント大会公式サイト

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賀川さんFIFA会長賞受賞記念講演会「マイ・フットボール・クロニクル1924-2015」

2015/03/19(木)

サロン2002で賀川さんが講演を行います。
申込受付中です。

【日 時】2015年3月25日(水)19:00~20:30 講演会
20:30~ お祝いパーティ(ラストオーダー23:00)

【会 場】フットボールサロン4-4-2
  墨田区江東橋4-16-5 SKビルB1
  http://4-4-2salon.jimdo.com/   TEL:03-5600-9177
  総武本線「錦糸町町」南口下車徒歩数分

【テーマ】賀川さんFIFA会長賞受賞記念講演会「マイ・フットボール・クロニクル1924-2015」

【演 者】賀川浩(サッカージャーナリスト/NPO法人サロン2002)

【概 要】
賀川浩さんがFIFAバロンドール授賞式において、日本人で、またジャーナリストで初めてFIFA会長賞を受賞されました。
公的な「祝賀会」は2月23日(神戸)と25日(東京)に開かれましたが、NPO法人サロン2002では、会員である賀川さんが、「ユースフットサル選抜トーナメント2015」に合わせて上京されるタイミングで「講演会」を企画しました。授賞式の土産話に加え、授賞に至るまでのサッカー人として、記者としての思い出を語っていただきます。
「講演会」終了後は、もちろん「お祝いパーティ」です。みなでこの栄誉をお祝いするとともに、2018年ロシア大会へ向けての決起集会としましょう!

【参加申込】サロン2002のHPから申し込んでください

【参加費】2,000円(サロン2002の会員・メンバーにはワンドリンクがつきます)

【報告書作成者】募集中

注)開場は18:00です。記念講演会中はトークに集中してもらうためドリンク提供はいたしません。

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社員募集

2015/03/13(金)

数年前から、NPOの理事就任、役員をつとめていた団体の法人格取得が相次ぎ、
気付いてみれば、3つのNPOの理事になっている。

そのなかで、最大規模の「特定非営利活動法人神戸アスリートタウンクラブ」では社員、アルバイトの募集中。

業務は、運営を受託しているグリーンアリーナ神戸の運営で、現在、マネージャー以下、しっかりお客様に喜んでいただけるサービスに取り組んでくれているチームのメンバー募集となる。

詳細はこちらから。
http://employment.en-japan.com/desc_717298/?aroute=6


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ホンダカップに高校生女子カテゴリーを新設

2015/03/12(木)

今年も「ホンダカップ フットサルフェスタ」の募集がはじまった。

1997年に「セレッソ大阪杯」としてスタートしたこの大会は、2002年に創設以来のスポンサー名を冠して「ニッポンハムカップ」となり、2008年からは本田技研のスポンサードとなり今年で8年目の開催となる。創設当初は関西のみの開催だったが、その時点ですでに750チームの参加があり、関係者の方々から「国内最大の大会」と称していただいた。

2010年には、「U-18」カテゴリーを開設し、名古屋オーシャンズU-18が作陽、成立を下し初代王者に。後に何人もの高校の先生、クラブの指導者から「このカテゴリーができたことで、ホンダカップが年間最大の目標になった」と言っていただくことができた。

昨年には関東で「U-18女子」のカテゴリーをワンデー開催。そして今年は11番目のカテゴリーとして「U-18ガールズ」での全国大会を開催することになった。これまでは大人のチームに押され気味だった高校生女子たちが目標にする大会になってくれれば、サッカー部のない高校の生徒たちにとってもボールを蹴る機会が生まれてくるにちがいない。しっかりと育てていきたいカテゴリーです。

大会公式サイト

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チーム

2015/03/04(水)

今年で2回目となる「神戸ユニバーリレーマラソン」を無事に開催することができた。

芦屋のリレーマラソンは3回中2回が雨天、神戸は昨年が晴れで今年が雨。芦屋の2回もそうだったけども、前日の設営も翌日も晴天なのに、当日だけが雨なのだ。

こうなってくると、運営の中心メンバーにとっては雨天での決行も慣れたもので、大きな不安もなく当日を迎えることができた。

ただ、実際の参加者の皆さんには、やはり好天のもとで気持ちよく走っていただきたく、その点は大いに残念なのだが、そんなコンディション不良を吹き飛ばすように、大会を楽しんでいただいた参加者の皆さんには本当に感謝、感謝。

そして、大会には多くのボランティアの皆さんにも参加していただいている。主催のアスリートタウンクラブのメンバー、普段からトレーニングセンターを利用いただいている利用者、そして今回は流通科学大と大原学園の学生さんも大勢参加してくれた。

雨のなか、カッパ姿で濡れそぼちながら走路の整理などにあたり、ランナーに声援を送ってくれた。

そんな参加者、スタッフの笑顔を見ていて感じるのは、

チームでひとつのことを目指す楽しさ

悪天候のなかだからこそ、一緒にがんばることで一体感や達成感も高まるのかな、と感じさせられた。

当日はいくつもの感動的なシーンがあったが、クライマックスは最終ランナー(前の走者から2周遅れだった)のゴールを迎えるボランティアの学生たちが、ランナーと並走してゴールインを祝福してくれた光景。厳格な大会ではありえないことなのかもしれないけど、皆が笑顔につつまれた素敵な瞬間だった。

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