泣けなかった授賞式
皆さんご存知のとおり(?)、すぐに感極まって涙してしまうたちで、今回も
賀川さんが登壇して、トロフィー受け取ったら泣くんやろうな
と思っていた。
12月19日にレターを受け取って、そこからFIFA&JFAとの調整、旅程の確認(当初KLMで予定していたが、エミレーツに変更になった)、ドレスコード(elegant dark suits)にあわせたスーツの準備、授賞式後のドイツへの移動手配(すべてカイ・サワベさんが手配してくださった)、スピーチ原稿の準備などなど、慌ただしく過ごした。
出発の直前まで想定外の出来事があり、逆に関空到着後からチューリヒまではゆったりとした時間を過ごすことができた。到着後は、まさに分刻みのスケジュールで、息つく間がなかった。
そんななかで、賀川さんが自分で持つと言う荷物をひったくるようにして自分で運んだりといった「年寄り扱い」もしたし、多くの皆さんが賀川さんに寄せてくださる好意を交通整理したり、といった少々失礼な役割を演じることも多かった。
前日のリハーサルでも、依然としていくつかの不安はあり、直前まで緊張感いっぱいだったが、いざ登壇してトロフィーを受け取って、という賀川さんの姿を見ると、ひたすら安堵で、涙は全くあふれてこなかった。
帰国後、とにかく準備からずっと多くの人たちがサポートしてくださったことを思い、ほんとうに多くの方々が心から喜んでくれていることを思い、ちょっとウルッと来た。
賀川さんは「こんな歳になって、皆さんに迷惑かけて申し訳ない」と言っているが、こんな迷惑なら大歓迎。サポートしてきた皆さんもサポートできたことを喜んでくださっている。人を喜ばせるということは、やはりすばらしいことだ。
いまも引き続き、多くの取材依頼が舞い込んでおり、皆さんに喜んでいただくため、賀川さんは大忙しだ。
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