バロンドール騒動勃発
賀川さんが自身のブログ「賀川浩の片言隻句」でバロンドール授賞式でのFIFA会長賞受賞について振り返っている。まるで試合のビデオを見なおしながら試合の記事を書くように、式の様子が伝わってくる。試合の時のようにノートを手にして、というわけにはいかなかったけども、WOWOWが式の様子を放送してくれたおかげで、セレモニーの様子を詳細に振り返ることができるようになったのだ。
その記事を読みながら、ぼくも、自分視点での賀川さんのプレジデンタル・アワード受賞について書いておこうと思い、ここに記すことにする。
12月のある朝、自宅でメールのチェックをしていると、「Letter from President Blatter」というメールが賀川さんのアカウントに入っていた。エドワード・ブラウンさんからのメールには、「ブラッター会長からのメールを添付します」とのことで、12月19日マラケシュ(モロッコ)発のブラッターさんのレターが添付されていた。ここから、バロンドール騒動がはじまった。
賀川さん宅でプリントアウトしたレターを見ながら、「チューリヒは寒いやろうな」ということでその日の気温を確認したら9度で、「寒いから行けない」という言い訳はできないし、6月にはブラジルまで行ったから「遠いから行けない」という言い訳もできない。「行かなしゃーないな」と言う賀川さんは、いつになく気分が高揚しているように見えた。「このあとに、旅費を振り込めってメールが来たらかなり高度な詐欺ですね」とか、さらに軽口をたたきながら、「ドレスコードはタキシードかな」とここからの3週間足らずの準備にすでに頭は切り替わっていた。
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