佃先生のこと
中学、高校のサッカー部の監督で、その後は兵庫県サッカー協会の会長などの要職を歴任された佃幹夫先生がお亡くなりになった。
中学入学前には先生の存在を知らず、
六甲なんてサッカー弱いやろな。。
と思っていたのだが、そこには小学生のころから「神戸FCの山本」として名をはせていたセンターフォワードの山本雅彦がいた。
そして、「つくせん」がいた。
とにかく怖かったけども、おかげで中学、高校でそれぞれ神戸市、兵庫県で優勝という思いもかけない経験を積むことができた。
卒業からかれこれ30年が経とうとしているが、今でも卒業生が集まれば、つくせんに叱られた話、殴られた話に花が咲く。
ちょうど「体罰」が問題になっているタイミングだったので、つくせんの体罰について考えさせられたが、体罰がいいか悪いかではなく、やはりその人、そしてその人との関係が大切なのだろうと思う。つくせんが怖いからサッカー部に入らなかった者は多かったと思うが、体罰があるから部をやめたり病んだりということはなかったのではないか。
何よりもつくせんは「本気で」「真摯に」「正しく」「愛を込めて」ぼくたちを指導してくれたように思う。
つくせんとの出会いがなければ、今の自分はなかった。ほんとうに大きな存在だった。
ご冥福をお祈りいたします。
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