クロスの精度
テレビでサッカーを見ていると、やたらとアナウンサーのコメントが気になって仕方なく、試合よりもコメントに対してワーワー言いながら見ていることが多いのですが、最近気になるのは
「クロスの精度」
サイドからのクロスが中央の選手に合わないと、アナウンサーも解説者も「精度がない」というのが決まり文句になっていますが、
中央の選手が合わせることができなかった、あるいはいるべきところにいなかった
ディフェンスの選手がいい動きをした、あるいは読みがよかった
ということも多いはずですよね。
EURO2日目の注目カードドイツ×ポルトガルでは、右からのミュラーのクロスが合わないことが多く、それに対して解説の奥寺さんが
クロスが入ることはわかってるんだから
と中央の選手の動きやポジショニングを指摘しているのが多く、テレビの前で「そうそう」とうなづいていました。奥寺さんはドイツでサイドで活躍した選手だったので、サイドの選手に感情移入していたというのがあるかもしれません。
決勝点は、クロスが相手DFに当たり、コースが変わったところをそれまで合わなかったマリオ・ゴメスがヘッドで決めました。
ここまで4試合、どのチームにとっても初戦で様子見という感はあるものの、さすがEUROと思わせる面白いゲームの連続です。
固定リンク | 社長の日記 | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント