ホンダカップを振り返る その4「オープン」
最高峰のこのカテゴリーで大会前に個人的に最も注目していたのは、一昨年優勝、昨年準優勝のせみしぐれ。
協会のリーグなどに所属せず、民間のノックアウト形式の大会で活躍するチームだけあって短時間で勝負を決めにいく姿勢は見ている者にとってもなかなか楽しいのですが、今回は関東予選の初日にPK戦で敗退。しかし別会場から勝ち上がり、こちらも過去に優勝歴のある情熱ロンリネスをPK戦で下して全国に進出してきました。
全国大会でも1勝1敗から2位最高成績となりワイルドカードで準決勝に。「せみの命は短いけれど、フットサル界のせみはなかなか死なない」なんてブログに書いてやろうと思っていましたが、準決勝で関西代表のFUTSAL CLUB VALEに屈しました。
決勝はそのFUTSAL CLUB VALEとHattrick FSの対戦。
協会のリーグに所属しているチームらしく、しっかりと組織的な戦いを見せた両チームの戦いは均衡破れず、2年連続のPK決着かと思われた終了間際にHattrick FSがゴールを奪い、初優勝を飾りました。
「神戸のチームで関西フットサルリーグに所属していますが、ホンダカップの関西予選とリーグの日程が重なったので、四国予選から全国大会を目指した」というHattrick FSのコメントに、主催者サイドとしては申し訳なく感じるのと同時に、そこまでしてこの全国大会を目指してくれることをうれしく思いました。
来年以降は、関西リーグなどの地域リーグとできるだけバッティングしないよう、日程調整を行いたいと思っています。
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