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2011年8月

大学フットサルの現状

2011/08/30(火)

ホンダカップ フットサルフェスタが無事終了し、
新たな大会企画を進めています。

今後はカテゴリー別の大会をやっていきたいと考えているのですが、
そのなかで「大学」にも注目しています。
sankei SALの大会としては、エンジョイ系のチームがメインターゲットと
なるのですが、体育会のフットサル部も多くの大学で開設されて
関東、関西でリーグも行われており、本格的な競技志向のプレーヤーも急増しています。

週末には、その大学フットサルNO.1を決定する
第7回全日本大学フットサル大会が開催されました。

優勝は、関西大学のサッカー部のメンバーで構成された「関西大学ビダFC」、準優勝は、高知大学サッカー部で、サッカー部ではなくフットサル部として取り組んできた神戸大、順天堂大などは、フットサルらしい組織的な戦いで挑んだものの、関西大の個人の能力に屈する結果となりました。

フットサル関係者としては、少々残念な結果と言わざるを得ないのですが、トップレベルでサッカーをプレーしている学生がフットサルの楽しさを知ってくれたことは収穫かな、、、

日本のフットサルのレベルアップ→認知拡大→人気UPのためには、はやり高校~大学でフットサルの強化を図らなければ、と改めて感じた大会でもありました。

9月6日(火)、7日(水)には「KOBEカップ カレッジフットサル」が開催されます。神戸大をはじめ、順天堂、大阪成蹊、同志社などが参戦しています。ぜひ会場で大学フットサルの現状を確かめてみてください。


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永大産業サッカー部

2011/08/27(土)

創部3年で日本一を目指した永大産業サッカー部を描いた、「歓喜の歌は響くのか 永大産業サッカー部 創部3年目の天皇杯決勝」を読みました。

永大産業が活躍したころは、まだ小学生で残念ながら日本リーグのサッカーにはほとんど興味がなく、その活躍については故・平田生雄さんをはじめ、多くの先輩から昔話として聞かされたり、書物で読んだりしたにすぎなかったのですが、改めて会社の成り立ち、サッカー部の創設から廃部までを知ることができました。

日本リーグ時代からのサッカーファンにはもちろん必読の書ですが、新しいサッカーファンも日本リーグを知るためのいいテキストだと思います。もちろんサッカーファンでなくても楽しめる内容になっています。

そういえば、巻末のセルジオさんのメッセージのなかに賀川さんが登場したのには驚かされました。

Kanki


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ホンダカップを振り返る 最終回

2011/08/23(火)

今年のホンダカップは3月10日に募集を開始しました。

翌日に震災があり、大会の開催自体が危ぶまれましたが、多くの皆様の申込みがあったこともあり予定通り開催することになりました。

ただ、東北予選については開催していいものか、議論を重ねて、結局は参加費無料で開催し、Team Nipponとタイアップしてのチャリティイベントも併催することになりました。東北代表となった大洋薬品/BANFF SENDAIの遠藤キャプテンによれば

東北では徐々にフットサルができるようになっていますが、以前は週に2、3回練習していたのが、1回しかできていないとか、体育館が使えない状況が続いています。宮城県で行われていた大会も他県で開催されていたりします。

とのこと。そんな状況のなかで、ボールを蹴る場を提供できたことは大会関係者にとっても大きな喜びとなりました。

また、全国大会では、出場チーム選手の皆さんからオーシャンアリーナでプレーできることの喜びをひしひしと感じることができました。

そんな様子を見ながら、ホンダカップを頂点として、個々のカテゴリーで大会を新設していきたいと考えるようになりました。高校生、女子、そして数年前から要望の高かったオーバー50を含むシニア大会など。ぜひ実現したいと思います。

さて、大会特集記事が8月26日(金)産経新聞全国版に掲載されます。
例年通り1ページを使って掲載されますので、お楽しみに!

大会公式サイト
大会公式Facebook

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スポーツを通した国際協力の可能性

2011/08/22(月)

「スポーツを通した国際協力の可能性」をテーマに、サロン2002による関西サロンが開催されました。

スピーカーはJICAで青年海外協力隊の研修中の青年2名。DUOリーグの前事務局長で、サロン2002でも運営委員として活躍している岸卓巨くんと、上海などでコーチ経験のある本間圭くん。

辛口運営委員(?)の宮川さんもFacebookで「勉強になった一日でした」とコメントしていましたが、オジサンたちは一様にいまどきの若者のしっかりとした考え方に驚かされることになりました。

松田保先生にも参加していただき、「地域に根差すこと、その土壌を作っていくこと」の大切さを語ってくださいました。

2人が無事帰還して、またサロンで報告会を開催できることを楽しみにしたいと思います。議事録は近日中にサロン2002サイトにアップされます。

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ホンダカップを振り返る その4「オープン」

2011/08/20(土)

最高峰のこのカテゴリーで大会前に個人的に最も注目していたのは、一昨年優勝、昨年準優勝のせみしぐれ。

協会のリーグなどに所属せず、民間のノックアウト形式の大会で活躍するチームだけあって短時間で勝負を決めにいく姿勢は見ている者にとってもなかなか楽しいのですが、今回は関東予選の初日にPK戦で敗退。しかし別会場から勝ち上がり、こちらも過去に優勝歴のある情熱ロンリネスをPK戦で下して全国に進出してきました。

全国大会でも1勝1敗から2位最高成績となりワイルドカードで準決勝に。「せみの命は短いけれど、フットサル界のせみはなかなか死なない」なんてブログに書いてやろうと思っていましたが、準決勝で関西代表のFUTSAL CLUB VALEに屈しました。

決勝はそのFUTSAL CLUB VALEとHattrick FSの対戦。

協会のリーグに所属しているチームらしく、しっかりと組織的な戦いを見せた両チームの戦いは均衡破れず、2年連続のPK決着かと思われた終了間際にHattrick FSがゴールを奪い、初優勝を飾りました。

「神戸のチームで関西フットサルリーグに所属していますが、ホンダカップの関西予選とリーグの日程が重なったので、四国予選から全国大会を目指した」というHattrick FSのコメントに、主催者サイドとしては申し訳なく感じるのと同時に、そこまでしてこの全国大会を目指してくれることをうれしく思いました。

来年以降は、関西リーグなどの地域リーグとできるだけバッティングしないよう、日程調整を行いたいと思っています。

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ホンダカップを振り返る その3 「ユース」

2011/08/19(金)

昨年優勝の名古屋オーシャンズU-18が不在の今年は多士済々、楽しみな3チームが全国大会に集まりました。

作陽高校、Jリーグの岐阜FC、そしてFリーグの府中アスレ。

ともに1勝で迎えた最終戦で、試合終盤まで作陽にリードされながら最後まで集中を切らさず、終了間際に同点ゴールを奪った府中アスレが優勝。

大会後にコメントをもらった峯川監督の名前をどこかで見たな~と思っていたら、なんとサロン2002のメンバーでした。そういえばせみしぐれのゴレイロがサロンの中塚理事長の教え子だったり、ホンダカップでのサロン人脈には驚かされました。

高校世代のフットサルには、まだまだ大きな可能性が潜んでいます。
・サッカー部に所属していないけどボールを蹴りたい帰宅部
・サッカー部で試合に出るチャンスの少ない部員
・本格的にフットサルでトップ(=Fリーグ)を目指したいプレーヤー

今後は、10周年を迎えた東京都ユース(U-18)フットサルリーグなども参考にしながら、高校生フットサルの盛り上げにも関わっていきたいと考えています。まずは、今年の冬休みに大会新設を目指しています。


最後になりましたが、府中アスレティックFCユース・峯川監督のコメント

チームにとって初めての日本一のタイトルなので、言葉にできないくらいうれしいです。普段は東京都の高校生リーグと社会人のリーグにも参加しています。応援に来てくれている人たちに喜んでもらえるチームを目指しているので、それが達成できました。

大会風景は大会公式Facebookページにアップされています。

U18

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ホンダカップを振り返る その2「レディース」「オーバー40」

2011/08/17(水)

連覇を目指したオーバー40のYONAIT、レディースのAmaralo/峰FCがいずれも準優勝に終わり、新しいチャンピオンが誕生しました。

レディース優勝のとみ吉は、元L・リーグの選手を擁する関西の強豪。
今回は、ミックスとあわせ2カテゴリーで全国大会に出場となりましたが、実はいずれも繰り上がりで勝ち取った代表の座。繰り上がり出場で優勝、と聞けばサッカーファンならEUROでのユーゴスラビアに代わって出場したデンマークを思い出すのではないかと思いますが、特に短期間で行われるトーナメントでは、このような運や勢いが重要ということなんですね。

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オーバー40のYONAITは15年目となるこの大会で唯一の皆勤チーム。今年は4連覇がかかりましたが、昨年準優勝だったダンシングベイビーズと勝ち点・得失点差、総得点まで並んだ結果にPK戦で敗れました。ダンシングベイビーズは府中アスレの関係者チームで、ユース(U-18)カテゴリーとのダブル優勝。おめでとうございました!

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大会の試合風景はFacebookページにアップされています。

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ホンダカップを振り返る その1「ジュニア」

2011/08/15(月)

今年のホンダカップ全国大会で、個人的に最も印象的だったのは、ジュニアの戦いでした。優勝した津ラピドFC(U-12)をはじめ、3チームすべてがパスよりも1対1にこだわりをもって戦う姿に感激しました。 最近の育成の傾向、あるいはこの年代での育成ということでもあるのかもしれませんが、 この世代から1対1で勝負できる選手が育ってくれれば、日本のサッカー、フットサルの将来も明るいな、と思わせてくれました。

優勝、準優勝の監督コメントは以下の通り。

●津ラピド
関西予選は決勝がPKでしたし、厳しい試合を経験してきたので、全国大会でも自信を持ってプレーできたのではと思います。しっかりしたゾーンで守備をして速攻という狙いがあって、クラブ名にもあるラピド=速さを表現できたと思います。攻撃的な選手が多いので我慢も多かったと思いますが、この世代での育成のテーマとして1対1の強さを大事にしたことが実りました。(名古屋グランパスの金崎選手について)彼もラピドでフットサルからスタートしましたが、フットサル出身のサッカー日本代表が出ていることは励みになっています。

●多摩区FC
メンバーは多摩区の各チームから有志を集めてチームを作っています。普段はそれぞれが異なるチームでやっています。
2試合とも1-1ということで、7分ハーフという短い時間のなかで自分のプレーがどこまで出せるかということだと思います。ひとつのミスが敗戦につながってしまったのは選手もわかったはずなので、これをいい経験にしてもらいたいです。

U12

U122

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ホンダカップ フットサルフェスタ Hattrick FSがオープン制覇!!

2011/08/08(月)

ホンダカップフットサルフェスタ全国大会が、8月7日に名古屋オーシャンアリーナで開催されました。

10カテゴリーに1000チーム1万人が参加した大会の頂点を決定する戦いは、 例年同様に、熱いゲームの連続でした。優勝チームは以下の通りです。ご参加の皆様、関係者の皆様、おつかれさまでした!!ありがとうございました!!

【オープン】Hattrick FS
【オーバー30】須磨清水土木
【オーバー40】ダンシングベイビーズ
【レディース】とみ吉
【ミックス】ぱく。
【ジュニア】津ラピドFC(U-12)
【ジュニアユース】アスペガスフットボールクラブ
【ユース】府中アスレティッククラブFCユース

写真は、皆さんから投稿いただいた写真をオーシャンアリーナのビジョンで紹介していこうというFacebookでの参加型企画のために撮影した集合写真です。

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ホンダカップ フットサルフェスタ全国大会

2011/08/05(金)

いよいよ今週末はホンダカップ フットサルフェスタ全国大会が「フットサルの聖地」オーシャンアリーナで開催されます。

前身の大会から15回目となり、個人的にも感慨深いものがあります。

出場チームは大会公式Facebookページでご確認いただけますが、そのなかから気になるチーム、見どころなど。

大会最高峰のオープンでは、一昨年優勝、昨年準優勝のせみしぐれが、関東予選初日で敗退しながら、別日程から勝ち上がってきました。関西からは大阪府リーグ所属のFUTSAL CLUB VALE、そして関西リーグ所属のHattrickが四国予選から勝ち上がっています。東北からは名古屋オーシャンズのサテライト的位置づけの大洋薬品/BANFF SENDAIが進出。いずれも目の離せない好ゲームが期待できそうです。

オーバー30は眞境名オスカー率いるCENTENARIO NESPOが元Fリーグ選手などをそろえ優勝候補筆頭。そしてオーバー40では大会3連覇中のブラジル軍団YONAITが関西予選で苦しみながらもきっちり全国大会に進出してきました。年々レベルアップするこのカテゴリーで王座を守ることができるか注目です。

なでしこ世界一で盛り上がる(ていうのはサッカーですけど)レディースでは、フットサル日本代表、元なでしこリーグの選手などをそろえたAmaralo/峰FCが2連覇を目指して登場。関西のとみ吉はミックス、レディースの2カテゴリーで出場となります。

ユースはFリーグの下部組織である府中アスレ、Jリーグ下部のFC岐阜に、高校サッカーの雄、岡山の作陽という面白い組合せになりました。ジュニアユースでは、名古屋オーシャンズのU-15チームが登場します。Fリーグ王者の下部組織が地元で面目躍如となるか。

ジュニアの多摩区FCは2008年準優勝、2009年優勝という輝かしい実績を持つ強豪チーム。関西代表の津ラピドはグランパスの金崎が所属していた、こちらも名門チームです。

当日はもちろん入場無料ですので、ぜひ会場に足を運んでみてください。
第1試合のキックオフは10時、最終試合となるオープン決勝は16:20キックオフの予定です。

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病気・震災・105キロ

2011/08/02(火)

sankei SALにコラム「我流フットサル論」を連載中のオスカル草葉さんの
「病気・震災・105キロ」
が本日発売となりました。

以下は、本人からのメッセージ。

子供の頃から病弱で、阪神淡路大震災で被災したショックとストレスから30代後半には100キロを越える体重がありました。そして心身共に健康になったのは、40歳を過ぎてから始めたサッカー・フットサルのおかげです。今回は数々の病気や怪我のことを、おもしろおかしく書いています。出版社はアートヴィレッジ http://art-v.jp/book.html ヴィッセル神戸の黒田さんや、元なでしこジャパン主将の池田(磯崎)浩美さんも本を出された出版社です。お盆明けには書店、ネット通販Amazonでお求めいただけます。

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なでしこ、ホンダカップ、NPO

2011/08/01(月)

7月のブログを見れば、なでしこのことばかり書いてましたね~
昨日のINAC神戸×岡山湯郷は2万人以上の観客に集まり、
本当にありがたいことだと思っています。この勢いをどこまで
永続的な形として残していけるか、微力ながら力になりたいと思って
できることから動き始めています。

7月には、神戸アスリートタウンクラブの理事に就任しました。

いろいろな経緯のあるNPOで、これまでも身近な人たちが
中心になって活動されていたにもかからず、
会員でもなく具体的な仕事の接点もほとんどありませんでしたが、
この度、大幅に理事が改選されるとのことで、お手伝いすることになりました。
NPOの理事はこれで2件目。いろいろ勉強していきたいと思います。

さて、8月はいよいよホンダカップ フットサルフェスタの全国大会が開催されます。出場チームの話題などは稿を改めて。

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