生命保険
昨日に続き、震災関連ネタです。
社会人としての第一歩を踏み出したのはバブル末期の生命保険会社で、
もう20年以上も昔のことになりますが、
当時の同僚とは今でも仲良くやってもらっています。
彼は保険金を給付する部署にいて、震災がらみの支払いという
その業務を想像するだけでも気の遠くなるような思いがしますが、
実際に急な出張などもあり、ほんとうに大変そうです。
その姿を見ながら、
直接に被災者の皆さんにお金を届けるという仕事は
すばらしい仕事だとしみじみと思います。
友人としても何か誇らしい気持ちを感じさせてもらっています。
本人は、被災された人たちと接して、もっと何かできないか、
自分はこれでいいのか、と考えさせられるとのことですが、
ぼくたちから見れば、本業でサポートができているのですから、
それだけで十二分な働きだと思います。
行方不明の方に対して保険金を支払うにあたっては、
家族が手続きをしなければならないそうですが、
行方不明の家族が亡くなったということを自分で
確定するというのは本当につらいことだと思います。
震災の傷跡を、改めて身にしみて実感させられました。
固定リンク | 社長の日記 | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント