スポーツ基本法案について
スポーツ基本法案が国会に提出されました。
自分の仕事に直結する法案でもあり、ざっと内容に目を通してみました。
自分なりの観点から読んでみると、
・学校でやるのはやはりスポーツではなく体育:それでいいのか?
・学校施設を一般に開放することは奨励されている:それはいいぞ!
・「スポーツ産業の事業者との連携等」:事業者というのは、まさに自分たちのことのようだ!
第二十二条 国は、我が国におけるスポーツの普及又は競技水準の向上を図る上でスポーツ産業の事業者が果たす役割の重要性にかんがみ、スポーツ団体とスポーツ産業の事業者との連携及び協力の促進その他の必要な施策を講ずるものとする。
とのことです。
今後の五輪招致などに向けても大きな一歩になることは間違いない、ということを始め、肯定的な意見が多くみられるなかで、「文化」と言いながらも未だに従来の「体育」というスポーツ手段論にとどまっている、という意見もあります。
大きな一歩でも、そもそもその方向性が誤っていては逆にさらに大きな問題の種になってしまうということです。
確かに、
スポーツとは、自発的なものであり、楽しむものだ
というスポーツの定義の基本がここには見られないように思われます。
ぼく個人のレベルでも、サッカーのチームを運営していくために
スポーツの楽しさとは何か
ということを自問したり、もちろん仕事上でもそのような観点から
企画を進めていきます。
この法案では
スポーツを権利として保障して、スポーツ団体の努力を要求する
としていますが、果たして正しいスポーツの捉え方ができているのか。
少し勉強してみたいと思います。
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