チャリティイベント
震災から1ヵ月、いくつかのチャリティイベントの企画・運営にかかわるなかで、
これは自己満足ではないのか
と何度も自問自戒させられる場面がありました。
イベントを行うということは、それだけで熱くなるし
時には高揚感を伴うものですが、チャリティ ということで
その熱がむやみに高まってしまうことの危うさを感じています。
被災者のために、ということであればイベントにかかわる
費用も含めてすべて現金で送ってあげたほうがいいかもしれない。
そんな時にひとつの確かな視点であり尺度であるのは、
16年前に自分が震災のど真ん中にいた時の感覚です。
まあ、もともと人とはちょっと(かなり?)ずれた
感覚を持っているので一般論としては語れないかもしれませんが、
やはり多くの人たちが、自分たちのために何かアクションを起こして
くれていることは単純にうれしいはずです。
海外のサッカースタジアムでの黙とうや、バナーを見ると
直接の被災者ではないぼくたちも大いに感動させられるし、
感謝の思いでいっぱいになりますね。
サロン2002では、4/22発行の電子出版「サッカーのチカラ」の
執筆者4名をを演者として関西サロンを開催します。
自分たちに何ができるのかを考え、確認してみたいと思っています。
ひとつひとつのイベントや出版や、コメントに対して、
いくつもの賛成もあれば、反対もあると思います。
そこで前に進むのか、やめてしまうのか。
もちろん自己満足という要素も大きいかもしれないけど、
思いをもって、とにかく動いていくことをぼくは選びたいと思うのです。
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