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勝利を求めず勝利する

2010/06/14(月)

試合見ながら寝ちゃったりしてますが、
ここまでは何とかワールドカップ全試合を見ています。

韓国オーストラリアといったアジアのライバル(と思ってるのはこちらだけ?)
たちの快勝や惨敗を見ながら、複雑な心境になっていますが、
今後の大会に向けてのアジア枠の確保、という意味では
ぜひこの後もがんばってもらいたいと思います。

さて、話は変わって

ドイツの経営コンサルタントによる
欧州サッカークラブに学ぶ43の行動哲学
勝利を求めず勝利する

を読みました。

サッカーを通してビジネス論を展開しているのですが、
これはなかなかおもしろかったです。
ぼくも、大学の講義でちょこちょこと引用させて
もらったりしていますが、仕事またはサッカー関係で
話をする機会があれば、ネタ本として非常に重宝しそうですし、
純粋にサッカー本、経営書としても楽しめます。

ただ、

 サッカーは実に便利な道具だ。わかりやすく、幅が広く、イメージしやすい。
 世界中の人が理解できる唯一の言語と言ってもいいかもしれない。

とあるのですが、逆に日本はそれを理解できない唯一(でもないけど)の
国民なのかもしれません。

たとえば、何度も登場する

クリンスマン

といえば、サッカーを知っている人なら、
その華麗なプレースタイルから、監督としての活躍まで
すぐにイメージできるけども、日本では一般的には
厳しいかもしれません。

とはいえ、
ワールドカップにあわせて多く出版されているサッカー本の
なかで、異彩を放つ好著であることに間違いなしです。

ユルゲン・クリンスマン(1)96年W杯、96年EUROと2つのビッグタイトルを手にしたドイツ代表の国際派ストライカー



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