ハイチを想う
15年前の阪神の震災のとき、傾いた家を出て、近所に住んでいた祖母の家に駆けつける時、まず頭に浮かんだのは、
鍵も閉めずにこうして家を出て、泥棒などの犯罪が横行するにちがいない
ということでした。
しかし、ぼくの周辺ではそんな話は全くなく、逆に多くの人が手を差し伸べてくれた思い出だけが残っています。
ハイチでも、当然助け合いがいたるところでみられるのだろうけど、ニュースでは「強盗や略奪が、、」という話題が取り上げられて、胸が痛みます。
ハイチと聞いて、スポーツやサッカーを連想する人はほとんどいないと思うのですが、1974年のワールドカップに出場しており、98年が初出場だった日本の大先輩ということになります。
74年はポーランド、アルゼンチン、イタリアという強豪相手に3連敗で大会を終えていますが、エマニュエル・サノンという選手が2ゴールを挙げてその名を大会の歴史に刻んでいます。こうしてみると、ハイチという国が、さらに身近に感じられます。犠牲になった皆さまの冥福と、復興をお祈りします。
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