大谷四郎さんからDUOリーグへ
明日、「記者として、サッカー人として 大谷四郎」をテーマとしてサロン2002/サロン関西が開催されます。
先日、日本サッカー殿堂入りした大谷四郎さんは、日本サッカーの将来に向けて多くの先見的な提唱を行い、実行されていますが、そのなかでも2つの出来事はその後の日本サッカーに大きな影響を与えたといえそうです。
ひとつは、大学生選抜チームのドルトムントのスポーツ大会出場と、その後2か月にわたる欧州旅行。このチームには長沼健、岡野俊一郎という後の日本サッカー協会の会長が含まれていて、学生時代に見聞を広げたことその後の日本サッカー発展を担った二人の基礎になっていたと言われています。
もうひとつは、年齢別の登録制、大会を提唱し、1970年にはその年齢別登録の考え方を取り入れた初の法人格を持ったスポーツクラブである神戸FCを創設したこと。
明日はサロン2002の理事長の中塚義実さんも東京から参加してくれるのですが、中塚さんが提唱し、実現している「DUOリーグ」の理念は、根元の部分で大谷さんの理念と相通じるものがあり、その同一性にいつも驚かされてきました。40年前に大谷さんが叫び続けても実現しなかった夢が、なんと40年もの時間を経て、中塚さんたちの手で実現されていることに深い感慨を覚えています。
その理念については、以下をご参照ください。
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