代表を目指せ
J2のセレッソ大阪が好調だ。
8試合を終えて7勝1分と、無敗で首位を快走しています。
昨年までも昇格候補筆頭にあげられながら、序盤のつまづきが響いて入れ替え戦にも進めないシーズンが続きましたが、今年は見事なスタートダッシュを決めて、今年こそは!と期待が膨らみます。
一方、新規加入の富山、栃木、岡山はいずれも苦戦を強いられ、下位に沈んでいます。
クラブの年間予算、メンバーの顔触れをみれば、仕方ない状況といえるのでしょうが、先日の栃木、そして昨日の岡山とのゲームを見て、少々違和感を感じています。
岡山よりは栃木の方が幾分守備的ではあったけども、どちらも中盤から相手にプレスをかけて、首位の格上セレッソに対して真っ向から戦いを挑んでいました。いわゆる「いいサッカー」。昨日は岡山の決定的なチャンスを2度セレッソのGKキムが防いでいなければ、結果はどうなったかわからなかった、ほどのいいサッカーだったけど、その戦い方に、違和感を感じてしまいました。
自分たちのサッカーをする
勝敗だけを追求するわけではない
しっかりつないで、コンパクトに
というような言葉は、確かにスポーツ(サッカー)のある側面では大切なことではありますが、それ以上に「勝つため」に戦っているはず。
特にJリーグというプロフェッショナルの戦いの場においては、勝敗は何より大切なのだと思います。
日本代表が海外チームと戦う場合、体格やテクニックのハンデを克服するために敏捷性を生かしたパスサッカーを取り入れることは当然のことですが、今の日本では、Jリーグから40以上のオジサンの(つまりぼくたちのチームのような)草サッカーまで、すべてのチームが、試合に勝つことではなく、日本代表のようなサッカーをすることを目標にして戦っているような気がしてきています。
もちろんそれもサッカーの楽しみ方ではあるのですが、非常に違和感を感じる今日この頃です。
きょうは、相手がコンパクトなパスサッカーやってくるから、こちらは間延びした大味かつ地味なサッカーで勝負しました。
なんて監督コメント聞いてみたいものです。
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