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2009年4月

トモニイコウ。

2009/04/30(木)

先日の枚方FC40周年記念パーティでお会いした、黒田さん(前回の記事の写真右端)が昨年出版された、「トモニイコウ。」を読みました。発行されて、すぐに購入したのに、積読になってました。。

黒田さんは、筑波大サッカー部から神戸FC、滝川第二を経て、昨年からヴィッセル神戸に所属。現在は育成を統括しながら、ユースの監督も兼ねておられます。

ぼくが小学生~高校のころは神戸FCのコーチで、対戦相手ながら、すごくさわやかなイメージの監督だったという記憶があります。

自分自身が大学で「楽しむこと」、「勝負にこだわること」を考えるなかで、なにかヒントがないかと考えて読むうちに、こんな一文にぶつかりました。

勝つために全力を尽くさないと「勝ち負けより大切なもの」を得ることはできないのである。

もちろん前後の文脈では、勝ち負けより大切なものについてずっと書いているなかでのこの一文です。

ちょうど昨日、高校サッカー部の同期が、息子が所属するJリーグのジュニアチームの監督に「うちのチームは勝つためにやっているんじゃないから、勝ちたいと思うなら他のチームに行ってくれ」と言われたと愚痴っていたので、この本を紹介してあげました。

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枚方FC

2009/04/27(月)

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昨日は、関西の老舗フットボールクラブである枚方FCの40周年記念パーティにご招待いただきました。

10年ほど前に賀川さんのお供でお会いした際に、創設者の近江先生と現代表の宮川さんがともに大学の先輩ということがわかり、宮川さんにはそれ以来、かわいがっていただだいています。

近江先生の挨拶、賀川さんの講演の後、ライターの後藤さん、神戸の黒田さん、大阪の悦勝さんら豪華メンバーによる祝辞が続きましたが、自主、自由を尊重する枚方の気風そのままに、楽しい、すてきなパーティでした。

改めて、ご招待いただき、ありがとうございました。

おめでとうございました!

※ちなみに、関西以外在住に方に説明しておくと、「枚方」は「ひらかた」です。サッカー関係者の方は皆さんご存じとは思いますが。

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ホンダカップの思い出

2009/04/24(金)

現在参加者募集中のホンダカップでは、募集1000チームのうち、すでに500チーム以上の申込をいただきました。ありがとうございます。

とはいえ、のこり400チーム強がまだ募集中なので、事務局としては日々の申込状況に一喜一憂しています。

たとえばgoogleで検索したらどのようにヒットするか、なども大いに気になるところなのですが、「ホンダカップ」で検索すると、上から3番目に

フットサルのすすめ:ホンダカップの思い出

と表示されます。

かつて、大会の運営やサイト制作をやっていた、現フットサルタイムズ管理人のブログです。

国内最大"級"と謳われてますが、"最大"ではないでしょうか?

と書いてくれているのが、うれしいです!

自分たちでも「これは日本一や!」と思っていながら、言いきってしまう表現の怖さもあり、表現をぼかしているのですが、第三者がこう書いてくれるのは、大歓迎です。

フットサルタイムズさん、引き続きよろしくです。

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講義2日目

2009/04/22(水)

今日は、奈良女子大学での2回目の講義でした。

少人数というのは、大学の方針でもあるようで、1対1の対話も多く盛り込みながら進めていけるメリットもあり、これもなかなかいいかなと感じています。

テーマがスポーツビジネス、ということで、前回同様に、(スポーツビジネスにかかわっている)自分の経験をベースに話をしたのですが、講義の準備はなかなか大変ということが身にしみてわかってきました。

村上龍が

デビュー作は経験で書ける。
2作目は○○(何だったっけ?1作目の蓄積とか?)で書ける
勝負は3作目からだ。

というようなことを書いていたような覚えがあるのですが、いよいよ3回目からは真価が問われることになりそうで、改めて気を引き締めていこうと思っています。

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釜本を育てたゲームメイカー

2009/04/17(金)

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今日は、サッカー界の大先輩お二方が、事務所に顔を出してくださいました。

ひとりは、神戸一中で賀川さんのひとつ後輩で、元日本代表の名選手、岩谷俊夫さんの二男の砂田純二さん。

もうひとりは、山城高校、早稲田で釜本さんのひとつ先輩で、日本代表や日本リーグの東洋工業で活躍され、昨年までJリーグのマッチコミッショナーを務められた二村昭雄さん。

賀川さんが

釜本が育ったのは、二村のパスがあったから

と語る二村さんに、面白い写真があるで、

と見せていただいたのが、上の写真。

大学生の二村さんの後ろに写っているの、誰かわかりますか?

なんと、東京オリンピックでユーゴ代表として来日していたオシムさんです。

ユーゴの練習試合の相手として、早稲田が選ばれて試合をした時の写真とのことで、

なんとかビッチという名前の多いチームのなかで、オシムという名前が印象的で覚えていた

とのことです。

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代表を目指せ

2009/04/16(木)

J2のセレッソ大阪が好調だ。

8試合を終えて7勝1分と、無敗で首位を快走しています。

昨年までも昇格候補筆頭にあげられながら、序盤のつまづきが響いて入れ替え戦にも進めないシーズンが続きましたが、今年は見事なスタートダッシュを決めて、今年こそは!と期待が膨らみます。

一方、新規加入の富山栃木岡山はいずれも苦戦を強いられ、下位に沈んでいます。

クラブの年間予算、メンバーの顔触れをみれば、仕方ない状況といえるのでしょうが、先日の栃木、そして昨日の岡山とのゲームを見て、少々違和感を感じています。

岡山よりは栃木の方が幾分守備的ではあったけども、どちらも中盤から相手にプレスをかけて、首位の格上セレッソに対して真っ向から戦いを挑んでいました。いわゆる「いいサッカー」。昨日は岡山の決定的なチャンスを2度セレッソのGKキムが防いでいなければ、結果はどうなったかわからなかった、ほどのいいサッカーだったけど、その戦い方に、違和感を感じてしまいました。

自分たちのサッカーをする

勝敗だけを追求するわけではない

しっかりつないで、コンパクトに

というような言葉は、確かにスポーツ(サッカー)のある側面では大切なことではありますが、それ以上に「勝つため」に戦っているはず。

特にJリーグというプロフェッショナルの戦いの場においては、勝敗は何より大切なのだと思います。

日本代表が海外チームと戦う場合、体格やテクニックのハンデを克服するために敏捷性を生かしたパスサッカーを取り入れることは当然のことですが、今の日本では、Jリーグから40以上のオジサンの(つまりぼくたちのチームのような)草サッカーまで、すべてのチームが、試合に勝つことではなく、日本代表のようなサッカーをすることを目標にして戦っているような気がしてきています。

もちろんそれもサッカーの楽しみ方ではあるのですが、非常に違和感を感じる今日この頃です。

きょうは、相手がコンパクトなパスサッカーやってくるから、こちらは間延びした大味かつ地味なサッカーで勝負しました。

なんて監督コメント聞いてみたいものです。

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及第点?

2009/04/15(水)

大学での初講義が終了しました。

自分が大学生のころは、極めて不真面目な学生で、単位を取得するための最低限の出席しかしてこなかったこともあって、

そもそも大学の講義ってどんなもんだったっけ?

という少々心許ない状態での初講義でした。

対象がもともと人数の少ない大学院生で、学部生も参加できるけども単位にはならないために少人数ということもあり、予想していた以上にフレンドリーな雰囲気で進めることができて、初回としては、及第点かな、というところです。

出席してくれた学生さんからも、(お世辞も含めて?)

もっとたくさんの人に聞いてもらいたい

と言ってもらえて、一安心でした。

履修登録が来週からということなので、もう少し人数が増えて、今日のようなムードで進めることができれば、いいものになりそうです。

学内には、鹿があたりまえのようにウロウロしてます。さすがに奈良です。写真を撮ろうとするぼくのほうが鹿よりもめずらしいようで、鹿が不思議そうにこちらを見ていました。

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スポーツの楽しみ?

2009/04/14(火)

明日から、奈良女子大学で非常勤講師として1年間講義を行うことになりました。

国立大学で非常勤講師という肩書をもらうためには、これまでの論文などの審査があるようなのですが、ぼくの場合は学会での発表や、大学での講演が数回あるのみで、当初は難しいかなと考えていました。その後、スポーツビジネスについての講義ということで、いろいろと検討いただいて、なんとか1年間やっていけることになりました。

この調整をしていただいた甲斐先生とは、もともと姉妹校のサッカー部OB戦で20年以上にわたって対戦してきた間柄で、そもそもスポーツが縁でのお付き合いです。

筑波大サッカー部で井原とポジション争いをしていたという先生に、こうして誘っていただいて講義ができることに感謝しています。

スポーツビジネスについて語るにあたって、自分なりのテーマを持っていこうと考えて、

自分はなぜスポーツするのか

ウェブサイト、イベントに来てくれているお客さんは何を求めてくれているのか

と突き詰めていって、

スポーツの楽しみって何?

ということを考えてみよう、と準備をしていたのですが、サロン2002の理事長で、甲斐先生の筑波大での先輩でもある中塚先生にこの話をしたところ、

スポーツの楽しみって、頭痛が痛いみたいなもんですね(笑

と突っ込まれてしまいました。

確かに、「スポーツ」という言葉のなかには、「楽しむ」という要素が含まれている、というわけです。

こんなことで、1年、講師が務まるのか?!
なんて心配をしてもはじまらないので、与えていただいたチャンスを有意義に楽しみたいと思います。

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ホンダカップ 申込状況のお知らせ

2009/04/10(金)

現在、申込み受付中の、sankei SAL主催「ホンダカップ フットサルフェスタ powered by FC BARCELONA」で、申込チーム数が定数に達したカテゴリー、日程が出てきました。

昨年と比較すると、関東の出足がいいのが目立っています。

関西で14年前に前身の大会をスタートした経緯もあり、これまでは関西の大会というイメージが強かったですが、関東でもしっかり認知される大会になってきたのは、うれしいことです。

すでに、関東のオープン、オーバー40、ミックスでは、追加の日程での開催も決定しました。

5月の開幕に向けて、引き続き申込受付中ですので、ふるってご参加ください!

■定員に達した日程・カテゴリー
関東 オープン 5/17(日)ミズノフットサルプラザ調布
関東 オープン 6/6(土)ミズノフットサルプラザ味の素スタジアム
関東 ミックス 6/13(土)ミズノフットサルプラザ千住大橋
関東 ミックス 6/20(土)クーバー・フットボールパーク横浜ジョイナス
関東 オーバー30 6/28(日)ミズノフットサルプラザ千住
関東 オーバー30 6/20(土)クーバー・フットボールパーク横浜
関東 オーバー40 6/13(土)ミズノフットサルプラザ千住大橋
関東 ジュニア 6/21(日)クーバー・フットボールパーク横浜
関東 ジュニア 6/28(日)ミズノフットサルプラザ千住
東海 ミックス 5/24(日)オーシャンアリーナ/サブアリーナ
東海 エンジョイ 5/23(土)オーシャンアリーナ/サブアリーナ
東海 オーバー30 5/17(日) オーシャンアリーナ・サブアリーナ
関西 オーバー40 6/7(日)寝屋川・四條畷フットサルクラブ ヴェイル.
関西 オーバー40 6/21(日)ミズノフットサルプラザ潮芦屋
関西 ジュニア 6/21(日)ミズノフットサルプラザ潮芦屋
関西 ジュニア 7/12(日)JOGARBOLA OSAKA NANKO ATC

■追加した、日程・カテゴリー
関東 オープン 5/30(土)所沢フットサルパーク
関東 オーバー40 5/31(日)所沢フットサルパーク
関東 ミックス 5/30(土)所沢フットサルパーク

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ポッドキャスティングはじめました

2009/04/09(木)

FootballJapanでブログを書いてくれているベン・メイブリーの提案を受けて、

英語で日本サッカーを語るポッドキャスティング

を立ち上げました。

ポッドキャスティングって何や?という人のために簡単に説明すると、

映像や、音声をダウンロードして、PC、iPod、iPhoneなどで再生できるサービスで、インターネットのテレビ局、ラジオ局と言われることもあります。「ポッド」という名称からもわかるように、もともと、アップルのiPodを想定したサービスです。

個人が発信するものから、ラジオ局や大企業が提供するものまで、非常に多彩なコンテンツが発信されています。個人的にはUEFAの公式ビデオ配信と、爆笑問題のラジオのキャスティングがお気に入りで、iPodで楽しんでいます。

携帯、PCにはテキストも掲載されているので、音声を聞きながら、携帯でテキストをチェックして、電車のなかで英語の勉強なんていう使い方がオススメです。

毎週月曜配信です。ぜひご登録ください!

Football Japan Minutecast

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友人の監査法人

2009/04/08(水)

昨年から今年にかけて就職活動をしている学生さんを見ると、タイミング悪くてかわいそうやな、と思うのですが、ぼくたちが就職のときは、ちょうどバブルの絶頂期で、圧倒的な売り手市場でした。そして、当時最もパワフルだった(少なくともそう見えた)企業=金融関係に、ぼくも含め多くの友人が就職しました。

ぼく自身は1年で辞めて、映画の仕事を4年ほどやった後、スポーツ関係の仕事についたのですが、ほかにも転職した友人は多く、数人は会計士や不動産鑑定士の資格を取得しています。

彼らを見ていると、

資格取ると強いな~
これもありやな~

と思ってしまいます。

そんな友人の一人がなぎさ監査法人という監査法人を立ち上げ、このたびサイトを開設しました。

ぼくと同じくイザ!を利用してのブログもスタートしています。ぼくのブログとちがって(!?)なかなかマジメな勉強になるブログです。

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フットサルスクール開校

2009/04/07(火)

現在発行中のsankei SALの表紙を飾ってくれている伊藤雅範選手がフットサルスクールを開校しています。デウソン神戸のキャプテンで、Fリーグ2年連続3位の立役者です。

ヴェルディのユースから、駒沢大学を経て、JリーグのFC東京に入団。その後、フットサルの名門チームを渡り歩いているフットボール歴に加え、Fリーグ参加前には、中学の先生もしていただけに、指導力にも期待ができそうです。

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定額給付金の使い道

2009/04/06(月)

定額給付金の申請書が届いたので、早速申請しました。

不思議な、不可解な、納得しかねる施策やな、と思いますが、もらえるものはもらっておきましょう。

テレビなどで

定額給付金、どう使いますか?

という問いかけに対し、「貯金します」という回答が、この制度に対する反対の意思表示になっているように見られます。ぼく自身は、制度には反対だけど、普通にもらって、普通に使ってしまいそう。

景気回復に効果があるとは思えないけども、12000円のツアーや、ディナーや、スーツやらと12000円をネタにした、キャンペーンもチラホラと見かけるので、そういう意味では、効果があった、ということになるでしょうか。

そういえば(とわざとらしいですが)、参加チーム募集中のホンダカップも参加費が12000円です。もちろん、一人ではなく、チームで12000ですが。。

回りくどい宣伝で、すみませんでした m(_ _)m

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平田生雄さんご逝去

2009/04/04(土)

平田生雄さんがお亡くなりになった。

かつての日本リーグ永大産業の選手、S級コーチの平田さんは、永大での先輩であるセルジオ越後さんとさわやかサッカー教室で日本をまわり、約30年間に50万人のキッズに指導した、日本サッカーの貢献者。

私は残念ながらピッチ上でご指導いただいたことはなく、サッカーを語り、焼酎を飲む席でのお付き合いにすぎないのだけど、ピッと親指を伸ばして挨拶してくれる姿が忘れられません。サッカーへの愛と、サッカーを愛する人たちへの愛を存分に分けていただいたように思います。


賀川さんがセルジオさんのことを書いた記事
のなかで、平田さんの言葉として、セルジオさんは、

「日本サッカーをよくしたいと誰よりも思っているオヤジさん」

だというくだりがあります。

平田さんご自身が、そういう方でした。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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東アジア勢が独占?

2009/04/02(木)

昨日は、ワールドカップ・アジア最終予選の試合が行われました。5チームでのリーグのため、1チームが試合なしということで、昨日は日本がお休み。

NHK・BSでは、18時からオーストラリア×ウズベキスタン、韓国×北朝鮮の試合が放映されていました。

日本に1位になってほしい、と考えるとオーストラリアの足踏みを期待、ということになりますが、それ以上に本大会進出のための2位を確保することが大切なわけで、オーストラリアがウズベキスタンに完勝してくれたことを素直に喜びましょう。

これで、現在2位の日本の3位以内が確定し、少なくとも、プレイオフまでには出場できることになりました。

6月10日の次戦で予選突破を決めてほしいですね。

韓国×北朝鮮は、終了間際のゴールで韓国が勝利。試合前まで首位だった北朝鮮に代わってグループ首位に立ちました。イラン、サウジアラビアと強敵との同組ですが、このまま日本、オーストラリアとの東アジア勢が独占なんてこともありそうです。

テポドン発射なんていう話もあるなかでの試合ですから、そういった意味でも緊張感のある試合だったようです。

バーレーン戦については、賀川さんも原稿をアップしてくれています。

チーム全体の進歩で堂々たる勝利。個人力向上は日本全体の問題

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