至福のジレンマ
明日、FIFAクラブワールドカップで、ガンバがマンチェスター・ユナイテッドと対戦することになりました。
昨年のミラン×浦和レッズに続き、夢のような対戦が見られることになったわけですが、おそらくこのカードを世界中で最も喜び、複雑に感じているのが、大阪在住のイングランド人、ベン・メイブリー。
オックスフォード大学を日本サッカーを題材とした卒論で卒業したベンくんは、その後日本に渡り、現在は日本サッカーアーカイブの翻訳をはじめ、大阪で翻訳者、通訳として活動しています。
生まれ育った町がイングランドの田舎町だったため、かつて巨人が日本中にファンをつかんでいったように、彼はテレビで放映されるマンチェスター・ユナイテッドのファンになったとのこと。
日本に来てからは、地元のガンバの熱烈なサポーターになったのですが、まさか「夢にもみなかった」その2クラブの対戦がタイトルをかけて戦うことになったわけです。
彼が日本語と英語で書き続けてくれているブログの最後の一文が印象的でした。
I cannot wait for Gamba’s chance to make a real impression on football fans back home.
私のガンバが私のユナイテッドと対戦し、私の母国の人にも知ってもらうことは、何よりの喜びである。
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