ガンバに今年最後のタイトル
毎年、年末の仕事納めがJリーグのユースチームの王座決定戦、Jユースカップです。
もう10年以上にわたって、表彰式の演出などを担当させていただいています。
かつての決勝戦のメンバーを見れば、ガンバの宮本、稲本、ジェフの阿部、サンフレッチェの森崎兄弟、柏木、エスパルスの市川などなど、そうそうたるメンバーが名前を連ねています。めずらしいところでは、Fリーグ・デウソン神戸のキャプテンの伊藤雅範は、ヴェルディユースで3年連続決勝に進出し、準優勝2回の後、3年目に稲本、新井場、橋本のガンバを下して優勝を飾っていたりします。
これまで15回の決勝で、10回が長居で行われているのですが、今年はようやくセレッソ大阪が初めて決勝に進出してくれました。さらに、松波率いるガンバとの大阪ダービーとあって、観客も過去最高の6030人。
セレッソは、前半を1点リードで折り返すと後半にも追加点。今シーズンで退任する副島監督が有終の美を飾れるか、と期待が膨らみましたが、ここからガンバが一気に4ゴールを奪い、逆転で勝利を収めました。ガンバの宇佐美くんは、まだ16歳ながら、すばらしいプレーで、さすがガンバユースの最高傑作ともいわれるだけのことはあるなと思わせる活躍でした。
セレッソは、天皇杯、Jリーグでも、あと一歩で優勝に手が届かないという歴史を、ここでも繰り替えしてしまいました。モリシが引退したあと、それにかわる新しい選手たちが優勝して、となれば最高のシナリオだったのですが、この悔しさをバネに彼らが羽ばたいていってくれることを期待したいと思います。
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