カラーボール
オリンピックでの日本選手の活躍に、それぞれ感動しつつテレビ観戦をしているのですが、ここまでの日本選手のメダルのなかで、一番感動したのが、伊調馨の金メダルでした。
前日に姉の千春が前回大会に続く銀メダルに終わり、精神的に非常に厳しい状況で、テレビ越しに悲壮感が伝わってくるように思われました。前回五輪以来、負け知らずという地力はあるものの、特に準決勝などは、両者ポイントなしの状況から、カラーボールで攻撃権を決定する抽選で、相手に攻撃権を奪われ、片足をつかまれた状況から逆転。
そもそも、抽選で攻撃権を決めるというルール自体、門外漢から見れば不条理なルールに見えるのですが、他の選手の場合は、相手の色のボールが出た時点でほぼ間違いなくポイントを奪われていたのが、伊調だけはそこから2度も逆襲でポイントを奪ってしまいました。
そして、決勝では最後の最後に、伊調サイド=青のカラーボールがピックアップされて、見事な勝利で金メダル!
お姉さんの千春が銀で終わったことで、姉妹の愛情がさらに強調されるような形となりましたが、ほんまにええもん見せてもらいました。
姉妹揃って引退、とのこと。おつかれさまでした。
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