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2007年2月

スター候補

2007/02/21(水)

キリンチャレンジカップ2007・U-22アメリカ代表戦を賀川さんとテレビ観戦。

毎度のことながら、試合後は解説者も監督、平山も口を揃えて、「シュートの精度」を口にしました。そのためにはどうするの、という話を聞きたいし、メディアにもそういう視点が必要ですね。

試合開始から当分は日本がチャンスをつくったものの、その後は全般的にアメリカが優勢。ここでも、「なぜアメリカが優勢か」という話を聞くことはできませんでした。

ここからは、賀川さんの受け売りになるのですが、

日本代表もほとんどの選手が180cm以上になったけども、アメリカと比べると一人一人のカラダの強さ、粘り、リーチで劣っている。試合当初は、日本の速さ、運動量に戸惑っただけで、その後は個人の強さを活かして、同タイプの日本を押し込んだ。

ということになるでしょうか。

それにしてもアメリカには、シドニー五輪でベスト4入りを阻まれ、昨年はサンフランシスコの球場で圧倒され、今回はホームでその雪辱ならなかったわけで、「サッカー国」ではないアメリカにこうして苦戦するのは悔しいですね。


実況も「怪物」平山、「レフティ・モンスター」本田らのスター候補をやたらと持ち上げてくれていましたが、ここから新しいスター選手が生まれてくれることを来週からの五輪予選に期待したいと思います。

賀川さんの戦評はまたこちらにアップ予定です。
http://www.fcjapan.co.jp/KSL/bunko_japan/kirin/

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読書

2007/02/20(火)

東京行きの新幹線です。

出張の新幹線のなかというのは、読書には最高のシチュエーションなのですが、最近はPCに向かっていることが多くなっています。CROSPOやったり、資料作ったり。

大学のころは、神戸から京都まで通っていたので、かなりの読書量でした。いまでも、電車で読むことが一番多くて、うちでゆっくり読むことはあまりなくなりました。歳とって仕事のペースが落ちたら、またゆっくり本を読みたいなと思いますが、そのころにまだ読書欲が継続しているんだろうか。


で、読書について、思いつくこと。

村上春樹を読み、それからアメリカ文学を読みあさってきましたが、最近はあまり読んでないです。昨年はカポーティの翻訳がいくつか出ましたが、まだ積ん読状態。


日本文学を読むことが増えました。ただ、自分向きの作家、と思えるものになかなか出会いません。年齢のせいもあるかもしれませんね。司馬遼太郎、高村薫は、自分向きかどうかは別として、すべていいです。


武侠小説と言われる中国の金庸にはハマりましたが、周囲に読んでいる人がほとんどいません。


これまで本なんて読まなかった母が70歳を前にして、読書に目覚めたようです。姪の真帆ちゃんも中2になり、本の話ができるようになりました。村上春樹は「わからない」そうです。


いまは、ビジネス書数冊と、「華麗なる一族」を読んでいます。

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ようやく実現

2007/02/10(土)

関西クラブユースサッカー連盟の宮川さん、サロン2002理事長の中塚さんと以前から画策していた、サロン関西がようやく実現しました。

今回は、賀川さんに「西ドイツからドイツまで ワールドカップの旅」というテーマで語ってもらいました。

神戸・元町のユーハイムでの開催ということで、冒頭にユーハイムの元社長である河本春男さんとサッカーの関わりについて触れてもらったのですが、その話だけで予定の2時間が終わってしまうのでは、という勢いで講演がスタート。

ワールドカップがテーマながら、竹腰重丸さんの話が一番盛り上がったのも、いかにも賀川さんらしく、楽しかったです。

クロスポメンバーは20人以上が参加で、改めてコミュニティのパワーを実感。懇親会では、ロベルト・アベリーノさんがつくってくれた、クロスポネームのシールを胸に貼ってみると、初対面のメンバーともすぐにうち解けることができました。アベリーノさんありがとう!

今回の開催決定までは、ちょっと腰が重たかったですが、これからは軽やかに継続していきたいと思います。

聞きたい話、話したいネタ、話を聞いてみたい人などなどあれば、またご意見ください。

楽しかったです。

ありがとうございました!

サロン2002とは
http://www.salon2002.net/

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やるしかないんだ。

2007/02/07(水)

ほとんどTVドラマは見ないのですが、話題性もあり、地元が舞台ということもあり、日曜の夜ということもあり、「華麗なる一族」は第1話から見ています。

キムタク演じる主人公の万俵鉄平が、自分の夢であり、会社の夢である高炉建設に向けて資金調達に奔走しながら、つぶやく一言

 やるしかないんだ

っていうのが、やけに耳に残ってしまい、後からもう一度見直しました。


実は、ちょうど今、うちの会社も大きなプロジェクトの転機に直面しています。
(CROSPOじゃないですよ)

考え方によっては大きなチャンスにも大ピンチにもなりうる状況で、まさに、「やるしかない」です。

そんな気分で仕事をできることはラッキーだな、と思います。

春までには、ここでも吉報を報告できるはずなので、楽しみにしてください。

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名勝負

2007/02/04(日)

PUMACUP準決勝。

会場の駒沢体育館はほぼ満席。

第1試合では、BANFFが関東リーグチャンピオンのFIREFOXに先取点を奪われながらも、完勝。日本唯一のプロチームのプライドを感じさせる戦いでした。チーム代表の櫻井さんに、プライドという話をしたら、

いいもん食べさせてますからね〜

と冗談半分で応えてくれましたが、Fリーグの覇権に向けて、やはり一歩先んじているという印象を強くするゲームでした。スタンドの応援も地元FIREに劣らず、ここにもBANFFの強さを感じました。

CROSPOファミリーのまちゃのり君は、終盤のパワープレーからゴールを決めて、FIREとして、彼個人としてのプライドを示してくれました。

第2試合の府中×マグは、前半を終えて府中が3-0でリード。スタンドの観客たちのほとんどが試合は決まった、と感じたでしょうが、マグのメンバーたちはあきらめていなかった。

後半に2点を返したものの、GKの退場からさらに追加点を許し、2-4。

チーム代表の藤田さんは、チームのことを語るときに

あきらめない

ことを常に強調していますが、まさにその言葉通りの粘りを見せ、岸本の第2PK、鈴木のゴールで同点に。

その後は両チームとも決定的なチャンスをつくるもののゴールを奪えず、試合は延長戦に。客席からの大きな拍手が、ゲームのすばらしさを物語っていました。

延長前半に府中が第2PKでリード、マグのパワープレーも実らず府中が決勝進出を決めました。

Fリーグに向けて、まだまだ発展途上のフットサルですが、こんなゲームを続けることができれば、そしてそれをサポートする運営体制がつくれれば、と感じさせてくれる名勝負でした。

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ブログ化

2007/02/02(金)

今日のエルゴラに、「大丈夫か!!スポーツメディア」として、元サッカーマガジン編集長で現在アエラ編集部の伊東武彦さんのインタビューが載っています。

そのなかで、「記事のブログ化」という興味深い表現がありました。

ちゃんとした訓練を受けないままライターや記者が育ち、場合によってはチェックをあまり受けないままに、その原稿が活字化されているときもある。本当は編集者やデスクとのやりとりのなかで原稿の質を高めて完成させるべきであるのに、その作業がない。

批判精神も含めて、そのライターや記者がなにを見ているのかが、問われているのだと思う。その視点が希薄なので、“頑張れ!”という応援記事にばかりが増えていく。

なかなか手厳しいですね。

賀川さんが以前に「スポーツ記事の同人誌化」という話をしていたのを思い出しました。

ぼくは幸いにも賀川さんと一緒に観戦し、語る機会が多いわけですが、その試合がどのような意味を持った試合で、試合を決める要因は誰のどんな動き、テクニックだったのか、それはどんなタイミングだったのか、ということを常に意識していること、そしてそれを明確に表現されることに驚かされます。

ちょっと大げさに言うと、応援や、感想ではなく、その試合の本質を表現することに対する使命感のようなものを感じされられます。そんな「スポーツの見方」を伝えていければ、というのは、ぼくにとっての使命感。

2月10日のサロンでは、ワールドカップを題材に、そんな話も聞けるんじゃないかと楽しみにしています。

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