10月にはNHK、民放各社や日本音楽著作権協会などの著作権関係権利者の23団体・事業者がYouTubeに対して3万件の動画の削除要請を行ったとのこと。
「YouTube革命」(ソフトバンク親書)では、
日本のテレビ業界が、動画共有の意義を理解するようになるまでには、まだかなりの年月がかかりそうだ
として、アメリカ=進んでる、日本=遅れているという単純な図式の結論だけども、YouTubeを認めることは、テレビ、広告業界などが後戻りできない大きな変革に踏み出すことになるわけで、そうそう「進んで」もいられない、というところです。
以前から賀川さんには
試合のポイントになったプレーをヴィジュアルとともに紹介したい
という希望があって、釜本さんのプレーの分解写真を使った著作があったり、ウェブでも図解をいれてきたりしたのですが、試合写真や映像は権利問題があるので、これまで使用することができませんでした。まだ権利的にはグレーな部分が大きいですが、YouTubeを使えば、動画を見せながらプレーを説明することも可能になって来ますね。
11月にはグーグルが16億5000万ドルでYouTubeを買収したそうなので、いよいよ後戻りできない革命が進行するのかもしれません。来年は削除要請や、訴訟や、提携がグーグル、YouTubeを揺さぶり続けるにちがいないです。
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