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イタリアの演じるワールドカップ

2006/07/02(日)

八百長問題に揺れて、大会前の下馬評の低かった82年の優勝時と同じく、大会が進むにつれて強さを発揮してきたイタリア。発揮というより、大会中に身につけてきたと言ってもいいかもしれません。

ウクライナを観ていると、チェコとの1次リーグ最終戦を思い出しました。イタリアと戦っていると勝利への意欲が吸い取られていくように見えます。ネドベド、シェフチェンコという中心選手がイタリアで長年プレーしていることも影響しているのかもしれませんが、イタリアの演じるサッカーが相手の気をそいでしまうようです。

ウクライナ戦では、2点リードした段階でこれまで出番のなかったオッド、バローネを登場させて、

もうゲームは終わっている

ことを演じていたように見えました。GK以外の全選手がこれまで出場というのもすごいですね。

そんなリッピ采配に応えて、右サイドバック〜左サイドバック〜右中盤とポジションを変えて、1ゴール1アシストのザンブロッタの活躍は見事。

そのなかで、最後までゴールを狙ったシェフチェンコには1点決めて欲しかった。

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