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イタリアに学ぶこと

2006/07/05(水)

試合内容についてはさておき、試合に勝つという点では、これ以上にない形での勝利だったように思います。

もっと早い時点でゴールが決まっていれば、そこからドイツの怒濤の攻めがあったのでしょうが、残り時間が少なく反攻の余地もありませんでした。

そして、2点目ではボールを奪ったカンナバロがドリブルで前に出たところからカウンターが始まっています。ここでデルピエロも何の迷いもなく、あのスペースに走りこんでおり、彼らの「ここでゲームを締める」という強い意志が2点目につながりました。まあ、1点のリードでも残り1分を切っていたので、問題なかったでしょうが。。

オーストラリア戦での日本は「守るか攻めるかの意思統一がなかった」と言われますが、単にクリアするのではなく前に出たカンナバロ、ゴールを目指して走ったデルピエロに、「攻めてもう1点」という指示が出ていたはずもなく、それでも個人の判断であのプレーができたのは、やはりイタリアの伝統、身に染みついた感覚としか言いようがないですね。

日本にはまだまだ学ぶことがたくさんありそうです。

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