ミラン-バルサ
欧州のチャンピオンズリーグもいよいよ準決勝。
昨年に続き、ベスト16でバルサ-チェルシーの対戦があり、昨年同様に「事実上の決勝戦」という声もあがるなか、バルサが昨年の雪辱を果たし、準々決勝ではベンフィカを下して、順当に準決勝に進出。サンシーロでの第1戦は、シェフチェンコ、ロナウジーニョのバロンドール対決もあり、他にもタレントを揃えた両チームの対戦とあって、華のあるゲームが期待されました。
バルサは、チェルシー戦で攻め合うのではなく、重いゲーム運びで堅実に勝ち上がりましたが、このミラン戦でも重いゲームを展開。かつてスペクタクルなゲームを標榜し、具現化しながらもミランに粉砕された、クライフ監督時代からは見違えるような、リアリズムを備えたチームにバルサは到達していました。
この試合唯一のゴールは、イニエスタ、ロナウジーニョのパス交換でディフェンスの足を止めておいて、さらにロナウジーニョがガットゥーゾに絡まれれて、ディフェンスの目を奪い、さらに一瞬前がかりにさせたところからロナウジーニョのスルーパスをジュリが左足で直接蹴り込んだもの。ジュリの右から左へ流れる動きも含め、しっかり守る相手を崩すお手本のようなプレーでした。
今年の冬は、日本でバルサを見ることができそうです。
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