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2006年3月

生存競争激化

2006/03/31(金)

大分で行われた、キリンチャレンジカップ2006 エクアドル戦は後半途中交代の佐藤寿人のゴールで日本の勝利。

マスコミ各社の反応は、FWの生き残り競争と、相変わらずゴールを取れないこと、そしてジーコの強運で終了間際にゴールが生まれることに集中しているようです。

昨日のゲーム前に賀川さんに見所を聞いたところ、やはり久保の体調も含めての状態が気になる、とのこと。

柳沢が負傷で一歩後退という図式ですが、復帰してリフレッシュした状態で仕事をする、という可能性もまだ残されています。昨日は久保がよくなかったですが、もう呼ばれないかなと思っていた玉田はなかなかいい動きを見せてくれました。

佐藤寿人はゴールだけでなく、疲れの見えた相手に対して、その運動量と飛び出しは大きな脅威となりました。Jリーグでもいい働きをしているので、このまま順調にいけば、6月に旬を迎えることができるかもしれません。ここまでクラブを渡り歩き、苦労もしてきたのだと思いますが、それが勝負強さにつながっているのかもしれません。

もう一人の途中交代の巻は、鈴木と同型の強くて泥臭いFWですが、この2人のうち、どちらかは選ばれるでしょうね。

ぼくは以前から「最後は嘉人」というのが持論でしたが、さすがに厳しくなってきました。

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ニッポンハムカップ

2006/03/27(月)

ニッポンハムカップ フットサルトーナメント」の参加チーム募集がスタートしました。

今年で10周年となるこの大会は、年々参加チームが増加し、今年は11カテゴリーに、950チームが参加するビッグトーナメントとなりました。

いくつものフットサル大会を手がけているなかでも、この大会は突出した大会になっていて、ぼくはいつも

化けた

という言い方をするのですが、化けるなりの理由がいくつかあったように思います。

まずは、ニッポンハムというビッグ・スポンサーの存在。
まだ規模が小さな頃からのスポンサードで、この大会を育ててもらいました。

次に、スタッフのモチベーション、モラルの高さ。
社員はもちろんのこと、審判、アルバイト、インターン、そして、サッカー協会などのすべての関係者が、この大会を様々な形で盛り立ててきてくれました。

たとえば、この大会は多くのチームが参加するため、試合間隔をつめて開催するのですが、それが成り立っているのも、審判の高い意識があってこそ。彼らのおかげで、キビキビと気持ちのいい運営が実現しています。

さらに、審判のなかでも、お互いのジャッジについて真剣に意見交換したり、新入りの審判に丁寧に指導したりということが当然のように行われていて、レベルアップが進みます。大会終了後のゴミ拾いも、当然のようにこなしてくれることなども含めて、我が社にとっての最大の財産のひとつです。

と、少々自画自賛が過ぎたかな、という気もしますが、プレーヤーの視点から見ても、オススメの大会です。ぼく自身、今年はオーバー40で参加しようと思います。

お申し込みは、こちらから。

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「地下鉄に乗って」

2006/03/23(木)

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浅田次郎の「地下鉄に乗って」を読みました。

父と息子というテーマは、映画では「フィールド・オブ・ドリームス」、「ビッグ・フィッシュ」などが思い出されます。どちらも、ファンタジー的な要素を大きな作品ですが、この「地下鉄に乗って」も父と息子のストーリーを中心に、現在と過去を行き来しながら進行する物語。

「映画にしたらおもしろいやろな」

と思いながら読んでいたのですが、今朝ちょうど本屋で「映画化決定!」と帯に入っているのを発見しました。

浅田次郎は「壬生義士伝」や、「蒼穹の昴」など何度か手に取りながら読む機会がなく、今作が初めてだったのですが、いくつか続けて読んでみようと思います。まずは、「蒼穹の昴」の予定です。

1作しか読んでないですが、

よく練られたストーリーだけども、文体がちょっと、、

という印象です。地下鉄も、面白かったけど、好きな作品ではないかな。。
皆さんは、浅田次郎、読んだことありますか?

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勝利への執念

2006/03/21(火)

19日(日)に「Coppa PUMA 第8回関西フットサル施設選手権大会」の決勝大会が開催されました。関西フットサル施設連盟が主催するこの大会は、YONAIT、flexile、MAG'S FUTSAL CLUBなどが優勝チームに名を連ねる、関西最高峰の大会の一つ。参加チームのモチベーションも高く、これまでも数々の名勝負が生まれました。

昨年の決勝ではMAG'S FUTSAL CLUBがCASCAVEL KANSAIに勝利し、名実ともに関西NO1の座を勝ち取りました。今年もこの優勝候補2チームが順当に決勝に進出し、2年連続同じ顔合わせでの決勝となりました。マグにとっては、ホームスタジアムでの開催で負けられないところですが、今年の栄冠はCASCAVEL KANSAIに。

山蔦、丸山、長谷部らの有力選手を揃えながら、これまでビッグタイトルのなかったCASCAVEL のタイトルへの執念がマグを上回った決勝戦でした。

勝利への執念といえば、今日のWBCで日本が優勝。

韓国に連敗したときには、「韓国の執念が」という表現をされましたが、準決勝の韓国戦、決勝のキューバ戦では、日本の気持ちが勝っていたように思います。アメリカ戦での誤審の悔しさが「勝利」への渇望につながったのかもしれませんね。

イチローが感情を表面に出していたのも印象的で、メディアでも大きく取り上げられていますが、スポーツにおける「気持ちの大切さ」が改めて実感された、2つのゲームでした。

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蝶は舞う、しかし牛は存在する

2006/03/20(月)

前回、太田光が太宰治と宮沢賢治のことを書いた文章を引用しましたが、ぼくはあの文章を読んで、

「フィッツジェラルドと、ヘミングウェイやな」と感じました。

スコット・フィッツジェラルドと、アーネスト・ヘミングウェイは1920〜30年代のアメリカを代表する作家で、「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれています。フィッツジェラルドは「グレート・ギャツビー」(あるいは、華麗なるギャツビー)、ヘミングウェイは「武器よさらば」、「誰がために鐘は鳴る」などが代表作ですね。

二人は友人であり、ライバルでもあったわけですが、フィッツジェラルドが二人のことを書いた文章が、太田光の文章とそっくりだったのです。村上春樹が「フィッツジェラルド・ブック」なる翻訳を出しているので、それに入っていたな、と思って探してみたのですが、発見できず。たぶん、「マイ・ロスト・シティ」という短編集に入っているのだと思うのですが、これは本自体が行方不明です。

仕方なく「フィッツジェラルド 蝶 牛」とgoogleで探してみたら、なんと、ぼく自身が書いた文章がひっかかりました。

ヘミングウェイが、同時代の作家であるフィッツジェラルドと自分を対比して「蝶は舞う、しかし牛は存在する」と表現した

と、書いているのですが、自分のことを蝶と書いたのは、フィッツジェラルドだったように思います。ますます気になるのですが、また改めて確認してみようと思います。

学生時代はフィッツジェラルドが好きで、英会話の授業では、「彼の作品だけではなく、その生き方も好きだ。あんな風に生きたい」と言うと、先生から「彼は43歳で死んだんだよ!」と驚かれた覚えがあります。40歳になった今では、43歳では死ねないな、と思いますが、あのころは充実した生活を送ることができれば、若く死んでもいい、と本当に思っていました。ちょうど、おやじがガンと闘っていた時期なので、間近に迫ったおやじの死を、そうして正当化したいと無意識のうちに感じていたのかな、と思います。

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太田光

2006/03/17(金)

最近気になるタレントは太田光。
そう。爆笑問題の太田光。

いまさら、なんで爆笑問題やねん、なのですが、テレビで見て、というわけではなく何冊か本を読んで、どれも面白いのです。

最近読んだのは「ヒレハレ草」。

97年〜99年に書かれたコラムや短編を集めたものなので、ちょっと古いですが、これもなかなか気に入ってます。短編なんて、単なるナンセンスなんだけども、それはそれで面白い。

この中で、「太宰と賢治」というエッセイがあります。

年を重ねる度に、太宰治よりも宮沢賢治の存在に憧れを感じるようになった。
存在を証明するという事は、派手な事をするのではなく、「地味に生き続ける」ということでもある。

ぼくはこれを読んで、「あ〜っ。同じこと言うてるわ」と思いました。太宰と賢治ではなく、海外の作家について書かれたものなのですが、誰かわかる人いますか?

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悔しい。

2006/03/16(木)

アメリカで開催されてるWBCで日本が韓国に敗れ、準決勝進出の可能性がかなり遠のいてしまいました。

先日の「誤審」は、夜のニュースで見たのですが、ほんとにひどいですね。なんとか韓国に勝って、その悔しさを晴らしてくれれば、と思っていましたが、本当に残念です。

誤審といえば、未だに思い出されるのが、シドニーオリンピック柔道での篠原信一の銀メダルや、2002年ワールドカップのイタリア、スペインの韓国戦ですが、今回はアメリカのゲームでアメリカの審判がジャッジしていて、さらに塁審の判定を覆しての「誤審」ですから、なんとも納得いかないですね。

ぼくは大学でもアメリカ文学を専攻(というほどまじめに勉強してないけど)していたし、アメリカは嫌いじゃないのですが、今回のアメリカは優勝したとしても、選手もファンも100%喜べるものではないように思います。

今回は、アメリカが必ず決勝に行けるように大会がつくられていたわけですが、次回大会のレギュレーションでは、審判問題に加え、そのあたりもしっかり見直してほしいですね。

できるかな。アメリカ。

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52歳でメイドですか!

2006/03/11(土)

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久しぶりに芝居を見ました。
3軒茶屋婦人会の「女中たち」です。

3軒茶屋婦人会は、篠井英介、大谷亮介、深沢敦の3人で、女装による三人芝居は、2002年に続いての2度目の公演とのこと。

大谷亮介さんは、高校サッカー部の先輩で、六甲サッカー部史上唯一の全国大会出場時のメンバーです。以前に「東京壱組」という劇団を主宰していて、ぼくも制作のお手伝いをしていました。仕事でのつながりはなくなってしまったけど、今でも関西での公演があれば、できるだけ足を運んでいます。

亮介さんは、ぼくより12歳上で、52歳ですが、今回はなんと女装、しかも(最近流行りの?)メイド姿での登場です。

絢爛とエロス、笑いと殺意に満ちた舞台

とキャッチコピーにあるとおり、怪しい妖しい舞台でした。たたみかけるような長セリフなど、どっぷりと堪能させていただきました。

サッカーも同じですが、やはり「ナマ」の迫力はいいものです。

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開幕はとりあえず2等。

2006/03/07(火)

先日のアメリカ以来、休みなしでバタバタしていて、ブログの更新がずいぶん遅くなってしまいました。

日本代表は4つのゲームをこなし、Jリーグが開幕し、タイガー・ウッズが優勝し、何冊か本を読んだりしていますが、仕事の勢いに押し流されてる、という印象です。

仕事でも、うれしいことも感激もあり、残念なこともあり、なので、またちゃんと書いて行こうと思います。

そういえば、今年に入ってからサッカー、フットサルも全然できてないし、ちょっと自分のカラダが好きじゃなくってきそうなので、今週末は走ろうと思います。

totoは、イーバンクで新商品のminitotoを含む4種類を全部買って、totoGOALで2等が出ました。セレッソとヴィッセルの勝ちを必ず買うことにしているので、勝敗予想は残念な結果に終わりましたが。。

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iPodあたります。

2006/03/01(水)

このブログは、毎月最低10回は更新しよう、と決めてやってきたのですが、2月の更新は9回になってしまいました。ま、日数も少ないからいいか、という言い訳もあるのですが、今朝になって気づいて、軽くショックでした。

というわけで、3月最初のアップです。

3月は、企業にとっては年度末、学校では学年末ですが、サッカーの世界では

Jリーグ開幕

です。今年は開幕節からガンバ vs レッズという今年の目玉カードがあり、例年より注目度も高くなりそうです。

もう一つ、開幕にあわせてtotoもスタートします。

今年は

5試合をカンタンに予想する

minitotoという商品も発売されています。予想する試合を自分で選べるというのはいいですね。

あと、パソコン、ケータイ、コンビニなどで便利に買えるようになりました。今回はインターネットの銀行であるイーバンクで買いましたが、次回からはケータイ、コンビニなどでも買ってみようと思います。

FCJAPANでは、eTOTOというコンテンツがあり、ここではtotoを予想したり、他の人の予想を見たり、予想してくれた人たちの正解率のランキングがあったりします。

正解者にはiPodのプレゼントもあるので、こちらもお試しを。

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