好きなことと儲けること
大学時代にイベントサークルをやっていました。まさにバブル絶頂期で、ディスコブーム。女の子はボディコンで、男たちはイタリアものの股上の深いジーンズ。ぼくはそんなジーンズ好きじゃなかったのでリーバイスだったけど、ディスコは大好きでした。
まず、好きということからスタートして、仲間が集まり、サークルをつくり、イベントを企画しました。イベントというのは、いわゆる「ダンパ」=ダンスパーティです。そして、やるならでかいことをやろう、ということで、ダンパを開催しているサークルが合同で、「1万人のダンスパーティ」を企画しました。イベントは大成功でした。
最初からイベントで儲けてやろうというメンバーもいれば、ビジネスとしてかかわってくれた大人の人たちもいましたが、ぼくにはサークルをつくり、イベントを開催することが最大の目的で、結局お金は残りませんでした。「学生をタダで働かせて、儲けている」なんて言われて、自分たちのやっていることが理解されていないと感じて、悲しかった覚えがあります。
ぼくたちの1世代前の、学生サークル、学生企業ブームの先輩にKlab会長の真田哲弥さんがいます。先日テレビにも出演していて驚きましたが、ITベンチャーの成功者です。学生時代から名前は知っていましたし、きっとニアミスをしていたのだと思いますが、残念ながら面識はありません。
その真田さんがブログで友人のホリエモンのことを書いていました。マスコミに登場しない、素顔のホリエモンを知ることができて、興味深いです。
自分の好きなことを突き詰めていって、献身的に働いて成功を勝ち取ったホリエモンに、大いに敬服しつつ、お金の怖さを改めて見せつけられた思いがします。
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