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羊をめぐる冒険

2005/12/02(金)

今日は久々に、文学のお話。

大学は工学部の機械工学科に入学したけど、転部してアメリカ文学部で卒業しました。

なんでアメリカ文学部かというと、村上春樹のせいです。

村上春樹は、高2のときに「羊をめぐる冒険」が出版されて、仲間内ではずいぶん話題になっていたのですが、単なるサッカー少年だったぼくは乗り遅れていて、少し遅れて初期3部作の3作目の「羊」から読み始めて、ハマりました。

羊に出てくる「街」は神戸(芦屋?)で、そこで描かれている「川」=芦屋川と「海岸」=芦屋の海岸が身近に感じられたものです。主人公はその街から、北海道へ向かうのですが、ぼくより先に春樹ファンになっていた親友たち、牧野、藤堂、竹中がそろって北海道大学に行ったのは、きっと羊の影響なんやろな、と思ってました。

それから何度も読んできた「羊」を久しぶりに読み返してみると、いまでは主人公は自分より年下になってしまっているし、主人公のカッコつけが鼻についたり、春樹も若くて筆が走りすぎてるな、という印象。しかし、いまだに自分にとって、最も思い入れのある作品であり、ぼくにとっての春樹の代表作です。

最初に読んだ自分の年齢もあると思うけども、作品のテーマである「友情」が、この作品が高校時代の友人とむすびついているだけに一層強くぼくを引きつけるのだろう、と思います。

友情なんて、書くだけでもちょっと気恥ずかしい言葉ですね。

次は、村上春樹の影響で読んだレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」をもう一度読んでみようと思います。村上春樹の影響で、チャンドラーを読み、そしてフィッツジェラルド、カーヴァーなどのアメリカ文学にずるずると引き込まれてしまったのでした。高校・大学時代に影響を受けたものは、歳を取っても離れがたいものになりますね。

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