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2005年12月

2005年を振りかえる。

2005/12/31(土)

大晦日です。

風邪を引いてしまって、自宅療養です。

いくつか見逃していた映画を見ようということで、まず「バットマン・ビギンズ」を観ました。これまでのシリーズのようなユーモアがほとんどなく、ダークで、シリアスなバットマンでした。あとは、「ヴィレッジ」と「インファナル・アフェア3」なので、どれも暗くて重いですね。。どれかひとつはノーテンキな映画にしときゃよかった。

2005年。振り返ってみれば、いろいろ大変な1年やったな、という印象ですが、おかげで学ぶことも多かったように思います。

2006年はいくつかの新しい事業を立ち上げ、FCJAPANも再構築の予定です。もう一度、自分たちの強みで勝負してみたいと思います。

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2005年を振りかえる。仕事編

2005/12/29(木)

前回のプライベート編に続き、今回は、仕事編。

まずイベント事業では、ドイツから「日本サッカーの父」クラマーさんを招いての「日独サッカー交流展」を開催しました。このブログでも何度も取り上げてきましたが、クラブハウスという会社の本質に近い、いい仕事ができたと感じています。ゼロから企画をつくりあげ、営業し、関係者にも来場者にも喜んでもらえるものができて、本当にうれしく思います。ドイツ文化センターの加藤さん、フォートキシモトの松原さん、そして佐々木さんをはじめとする多くの人たちの献身的な貢献のおかげでした。改めて、ありがとうございました。

コンテンツでは、セレッソ大阪の携帯サイトを、imode、Ezweb、Vodafoneの3キャリアで立ち上げることができました。実は、「2001年株式会社クラブハウス事業方針」、という資料を見ていたら、「M-stage、imode、auなどにコンテンツを提供」というのがありました。ずいぶん長い時間がかかってしまったわけですが、引き続き携帯コンテンツには注力し、来年もいくつか新しいトライアルを、と考えています。

そのほかでは、ホームタウンサミットがありました。大阪サポーターズクラブの竹内さんはじめ、多くの人と出会うことができましたが、このつながりも来年につなげていきたいと思います。

来年は、携帯と同時に、紙媒体でも新しい事業を考えています。なにしろ、ワールドカップイヤーですからね。ガンガンいきますよ。

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おつかれさま。松波正信。

2005/12/28(水)

先日の天皇杯がラストゲームになったガンバ大阪の松波選手が、これまでのホームページ運営のお礼とご挨拶に、ということで来社してくれました。
天皇杯で、終了間際のゴールがオフサイドになったことに触れると、いまでも残念そうにしていましたが、あれは決めさせてあげたかった。

いまは、まだ空っぽの状態

とのことでしたが、これまでの長い選手生活、特に13年間のプロ選手としての活躍に終止符を打ったわけですから、もっともだと思います。
これからは、指導者として第2のサッカー人生を送るわけですが、自分に続くストライカーを育ててもらいたいですね。
日本代表で世界と戦える点取り屋を。

引退記念ということで、FCJAPANでは正月にサイングッズのプレゼントを実施します。優勝記念Tシャツなど、なかなかレアものです。
ぜひご応募を!(1月1日から受付けてます)

matsu250.jpg

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2005年を振りかえる。プライベート編

2005/12/26(月)

今年も最終週に突入、ということで、何回かにわけて、この1年を振り返ってみようと思います。

まずは個人的な出来事からはじめると、

40歳になりました。

まあ、いまさら騒ぐほどのことでもないのだけど、あまり気分のいいもんじゃないですね。これまでは、30代だったのが、40代になると一気に40歳〜49歳までのカテゴリーですから、どっぷり中年です。アンケートや、なにかの申し込みで、「40」って書くたびに、軽くブルーです。。

おかげで、今年からフットサル大会ではオーバー40クラスに、若手として参加できることになりました。来年はニッポンハムカップにも出場したいと思います。

家族では、姪のまほちゃんが、中学生になりました。英語の成績がいいらしく、伯父としてはうれしいかぎり。10年前の震災の時にはまだ2歳の子供だったのにね。

あと、プライベートでは、最高の親友のひとり、竹中が亡くなりました。あまりに突然で、いまだに自分のなかでもきちんと整理できていないのだけど、たけちゃんのおかげで中学・高校の仲間と20年以上ぶりに集まることができたこと、感謝です。もうひとつ、自分のカラダだって、いつ、どうなるかわからないということを教えてもらったように思います。おかげで今では、外から帰るときちんとうがいして、ゆっくり風呂に入るようになりました。

正月は、また昔の仲間と集まるの、楽しみです。

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セレッソ完勝は、松波のラストゲーム。

2005/12/25(日)

昨日は、長居での天皇杯、セレッソ大阪 v ガンバ大阪。
今年5回目となる大阪ダービーでセレッソが初勝利を納めましたが、天皇杯での両チームの対戦は、ヤンマー、松下電器時代からセレッソが5連勝とのこと。

セレッソは、西澤がリーグ終盤からの好調を維持し、気迫のこもったプレーで安定したポストプレーを展開することで、森島、古橋の飛び出しを引き出して3ゴール。このほかにも、古橋や森島に決定的なチャンスがあり、完勝でした。ガンバの家長にはベテラン久藤が激しいチェックで対応し、左サイドの酒本も突破、サイドチェンジなどいつもよりも積極的なプレーをみせてくれました。

このゲームがラストゲームとなってしまったガンバ松波正信は、後半から出場し、シジクレイからのセンタリングをきっちりと押し込んだものの、オフサイドの判定でゴールならず。松波には最後となるこの大会で、最後に決めてほしかっただけに残念でした。岐阜出身で高校から帝京で活躍したものの、プロとしてのプレーはガンバ一筋。この後も、大阪、関西、そして日本のサッカーのために貢献していってもらえればと思います。

松波本人の公式サイトを運営しているのですが、選手としてだけでなく、しっかりとした「いい奴」なので、セカンドキャリアも期待大ですね。

おつかれさまでした。

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藤井健太、関東リーグデビュー。

2005/12/24(土)

新幹線の車中で書いてます。窓の外は雪で真っ白。それにしても、今回の寒波は強烈ですね。昨日は74分遅れでしたが、今日もかなり遅れそうです。名古屋から乗ってきたおばさまたちがおしゃべりし続けていて、車内アナウンスが聞こえないので、何分遅れるのかわからないのだけど。。

昨日は関東フットサルリーグの、FIRE FOX対PREDATORを観戦しました。
藤井健太の関東リーグデビュー戦です。先発ではなかったものの、プレー時間も長く、試合が進むにつれて、ボールが集まるようになり、すでにチームの中心選手といった印象でした。同じく関西出身の福角、江藤も出場していて、特に江藤は決勝PKを決めるなど、身近な選手が活躍している姿をみるのはうれしかったです。

関西でプレーしている時の健太は、チームのなかで突出した存在なので、健太が動けばボールが出るし、健太がキープすれば、そのパスを受けるために他の選手が動くのですが、このチームでは、そんな連携はこれから。健太は「オレがこう持つと、ここにパスを出すぞ」といういうことを示しながらプレーしているという印象でした。

このレベルのゲームが、関西でも常時見れるようにしていきたいですね。

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忘年会

2005/12/23(金)

昨日は、会社の忘年会兼賀川さんの81回目の誕生日パーティを自宅で開催しました。
よりによって、厳しい寒波で、雪が降り積もったなかでしたが、社員全員が集まり、楽しい会でした。雪で道路が凍ってしまい、タクシー会社もお休みで、賀川さんが欠席になってしまったのが、残念でした。

前日は、ホームタウンサミットの打ち上げを兼ねた忘年会。久々にサミットの主要メンバーが集まりました。ライターの貞永さんからは、
「ブログ、もっと頻繁に更新せないかんよ」とアドバイス(お叱り?)をいただいたので、更新するぜ!と思っていたのですが、昨日も飲んだくれて更新できず。(汗)
竹内さんから、大阪(関西?)のサッカー(スポーツ?)の情報誌やりましょうよ、という話があり、なにか来年にはアクションを起こしてみたい、と考えています。

12月に入って、ほとんど毎日宴会ばかりで、さすがにカラダ中が酒に回ってきたように感じます。
このあとも、年明けまでずーっと飲み続けです。カラダ動かして汗かきたいけど、サッカー、フットサルも行けてないし。寒いけど、走って、とりあえず、ゆっくり風呂入る程度かな。。

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足りなかったのは、サポーターかな。

2005/12/18(日)

トヨタカップ準決勝を観戦した賀川さんから電話があり、
「ジェラード見せてもろたわ♪」とうれしそうな声。
準決勝は3−0の完勝で、特にジェラードのボレーシュートを見れば
今回は、ジェラードとリバプールの大会かな、という印象

さて、今日はトヨタカップの決勝を横浜で観戦しました。

先日からの寒波のため、京都から名古屋までの新幹線からの眺めは真っ白な雪景色。
ブレスサーモのシャツやソックスで防寒の備えはしてきたものの、寒そう。。

そんななか、ジェラードは半袖で登場。長いパスを多用し、試合開始早々にクロスをモリエンテスのヘッドにピタリと合わせるなど、チャンスをつくります。
リバプールは、左サイドのキューエルから攻めるものの、ブラジル代表のサイドバック・シシ−ニョ相手になかなか優位に立てません。この二人はオーストラリア、ブラジルの代表としてワールドカップでは日本と対戦する可能性のある選手同士。そう思ってみると、あまりいいプレー見せられるのもつらかったりしますね。

サンパウロは一度サイドに開いて、最後は中央の2、3人が突破をねらうというパターンを繰り返し、その形から先取点を奪います。

リバプールは後半に入るとさらに次々とチャンスを作り出し、何度かゴールネットを揺らすものの、オフサイドの判定。チャンピオンズリーグで大活躍だった、ルイス・ガルシアが今回は決めきれなかったのも痛かったですが、攻め続けるものの、欧州での戦いの時のような勢いがなかったのが残念でした。

スタジアムでは、日本人はリバプールのファンが多いように思いましたが、サポーターの声援はサンパウロ優勢でした。テレビで見るリバプールサポーターは迫力満点ですが、改めてその力を感じさせられたゲームでした。

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真央ちゃんに感動。

2005/12/18(日)

昨日は、フィギュアスケートをテレビで見ました。
15歳の浅田真央の優勝、感動的でした。

来年2月のトリノ五輪は、年齢制限のために出場できないけども、
他の大人たちを寄せ付けない、圧倒的な優勝で、
現在の世界NO1であることを見事に証明したように思います。

ジャンプが決まるたびに、笑顔がこぼれ、
後半には両手で小さなガッツポーズ。
そして演技が終わった後の、スタンディングオベーションの
観客に向けての、驚きと喜びに満ちた表情。
すべてがすばらしかったです。

サッカーにおいては、ゴール、勝利の歓喜や感動は
何にも勝るというのが持論ですが、
15歳の少女は、スポーツの歓喜と感動を
見事に純粋に、全身で表現してくれました。

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日独サッカー交流展大阪でも開幕です。

2005/12/16(金)

11月に新宿で開催した「日独サッカー交流展」が昨日、大阪で開幕しました。
25日まで梅田スカイビルで開催していますので、関西の皆様、
ぜひぜひご来場ください。

会場では、FIFAワールドカップ公式アートポスターの展示、販売も行っています。世界各国の14人のアーティストによる作品は、どれも魅力的。個人的にも購入しようと考えているのですが、どれにしようか迷っているところです。

ちょうど、スカイビルでは「ドイツクリスマスマーケット」が開催されており、27メートルの世界最大級のクリスマスツリーや、メリーゴーランド、ドイツのホットワインの販売などでサッカーに興味のない人でも、楽しめます。

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ワールドカップ組合せ決定

2005/12/11(日)

ドイツワールドカップの組み合わせが決まりました。
これから半年間、あらゆる観点から組み合わせ、対戦相手、そして日本の戦い方について語り続けられることと思いますが、まずは昨日、今日と多くのメディアが取り上げているのを見て、サッカーに対する注目度が高くなったことに、改めて驚かされています。

1. まあ悪くない。勝ち抜ける可能性のそれなりに高そうな組。
2. ワールドカップでブラジルと対戦できるなんて、楽しみだ!
3. オーストラリア、クロアチア、ブラジルと対戦の順番も最高。

というのが一般的な印象でしょうね。
ぼく自身も同じ評価、感想なのですが、さらに個人的に言うと
ちょっと困ったことになりました。

これまでワールドカップでは98年のジャマイカ戦、2002年のトルコ戦と
日本代表戦を2試合観戦したのですが、

どちらも日本の最終戦

ということで、次回は最後の試合は見たくないな、と
思っていたのですが、やはり、

ブラジル戦を見たい。

もちろん、1次リーグを勝ち抜いてくれることを
信じてはいるのですが、最終戦になる可能性のある試合を
観戦するというのは、今から複雑な心境です。

そういえば、ブラジルは98年チリ戦、2002年中国戦と
どちらもブラジルの完勝のゲームを見た、、
のも気になりるし。。

どんなスケジュールになるかわかりませんが、
いずれによせ、現地観戦したいと思います。
これからの半年間、いろんな意味で楽しみです。

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世界最高のフットサル施設

2005/12/09(金)

今年、福岡のホークスタウンにオープンした「ホークスタウンフットサルスタジアム」に行ってきました。世界最高のフットサル施設、正確には世界最高の「民間」フットサル施設とのこと。ここがオープンするまでは、大阪の「マグフットサルスタジアム」のことを、日本最高の、と称していたのですが、一気に「世界最高」です。
hawkstown.jpg

博多まで新幹線で、地下鉄に乗り換えて12分。あとは徒歩10分ほどでホークスタウン、そしてヤフードームのあるエリアに到着です。村上龍の「半島を出よ」の舞台となったシーホークホテルが隣接し、平日の昼間から人出も多く、活気ある印象。

実際の施設は、屋内3面の国際規格サイズで、「こりゃ世界一やわ!」と納得させられるものでした。ロッカーやシャワーの設備も万全。マグに見られるように、いい施設には、いいチーム、優れた選手が集まり、高い意識を持ってれレベルアップが進むように思われます。サッカーで芝生のグラウンドの重要性と同じですね。これで、九州のフットサルシーンも、さらに活気づくことが期待できそうです。

九州というだけで、勝手に暖かいイメージを持っていたのですが、寒かったです。福岡ですもんね。。

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今朝の朝日新聞

2005/12/07(水)

このブログでも何度か書いてきた、クラマーさんのシンポジウムの記事が、朝日新聞に掲載されました。
日独サッカー交流というタイトルで、シンポジウムの内容が、1ページ(15段)、ドイツサッカーのことが1ページという、なかなかのボリュームです。あのクラマーさんを中心とするシンポジウムをうまくまとめていただいているのですが、紙面になると5人のパネリストが同じ分量で掲載されていて、実際のシンポジウムとは異なる印象があります。(異なるから悪いというわけではないですよ)

特にクラマーさんのトークは、こうして記事になると、その「熱さ」や「迫力」が感じられず、不思議な印象です。トークはドイツ語でしたが、英語で言うところの「effective」という言葉を何度も使われていて、ぼくはそれを「効果的」と感じていたのですが、「効率的」という表現になっていて、それも「熱さ」が感じられない理由の一つかな、という気がします。

新聞に掲載されたシンポジウムの前日に行われたサロン2002のシンポジウムから引用すると、

(かつての日本の練習について)
すべてオーガナイズはパーフェクトでした。メニューの中で一分たりとも時間を失ってはいけないという考えでした。(中略)その練習を見たとき私は後ろからけっ飛ばしてやりたいほど頭に来ました。(中略)80%は入らない。20%のシュートが決まりました。そういったことをするのは無意味なことであって、時間の無駄だと思います。

ここでクラマーさんが言いたかったことは、いくらしっかりと計画された、効率のいい練習をしても、それがたとえばシュート練習であれば、単に何本、何分シュートしたかではなく、シュートを決めるための「効果的」な練習でなければならないということでした。

また、シュートについては、「外れたけども、いいシュートというのはあり得ない。シュートは決めなければならない」という話をされていましたが、どんな効果があるか、どんな結果が出せるか、ということへのこだわりは一貫していて、明確でした。

シンポジウム後に、関西クラブユース連盟理事長の宮川さんが
「ドイツやな。ドイツ人やな」
という話をしていましたが、かつてのドイツの強さを象徴していると思います。

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チェアマンのお話

2005/12/03(土)

昨日のJリーグ最終戦では、試合がロスタイムに入って
セレッソが首位。
長居スタジアムでは、鈴木チェアマンがカップ贈呈の
準備をしていました。

チェアマンは、偶然に高校の先輩ということもあり、
親しく接していただいており、昨日も最後は一緒に試合を
見ながら話をさせていただきました。

「やっぱり、PKはずしたら、あかんわ」
(関西弁です)

前半に1−1に追いつかれた後の、ゼ カルロスのPKの話でした。

チェアマンが記者にPKの話をしたかどうかは
わかりませんし、特定の選手、プレーのことを
指摘することはないだろうと思いますが、本音ではありますね。

結果的には、後半開始早々に勝ち越しゴールが決まったので、
このPK失敗にすべての責任があるわけではないのですが
決まっていたら、もちろん流れは変わっていたはずです。

自分自身、選手としてPKは得意だったのですが、
高1の時に高3の先輩たちの最後の試合で外したことがあり、
いまだにテレビでもPKを見るのはいやなものです。
ゼは、昨日はほんとうにつらかったろうと思います。
彼もシーズン中はいくつもPKを決めていて、
どれもが自信満々だっただけに。。

シーズン終盤、相手に攻められながらも16試合負けなし。
最終戦を前に、ロスタイムのゴールを奪われながら初の首位。
昨年まで弱体といわれた守備を仕切ってきたブルーノの欠場。
そして、ゼ カルロスのPK失敗と、ロスタイムの失点。

悔しいけど、

これがサッカー

ですね。

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羊をめぐる冒険

2005/12/02(金)

今日は久々に、文学のお話。

大学は工学部の機械工学科に入学したけど、転部してアメリカ文学部で卒業しました。

なんでアメリカ文学部かというと、村上春樹のせいです。

村上春樹は、高2のときに「羊をめぐる冒険」が出版されて、仲間内ではずいぶん話題になっていたのですが、単なるサッカー少年だったぼくは乗り遅れていて、少し遅れて初期3部作の3作目の「羊」から読み始めて、ハマりました。

羊に出てくる「街」は神戸(芦屋?)で、そこで描かれている「川」=芦屋川と「海岸」=芦屋の海岸が身近に感じられたものです。主人公はその街から、北海道へ向かうのですが、ぼくより先に春樹ファンになっていた親友たち、牧野、藤堂、竹中がそろって北海道大学に行ったのは、きっと羊の影響なんやろな、と思ってました。

それから何度も読んできた「羊」を久しぶりに読み返してみると、いまでは主人公は自分より年下になってしまっているし、主人公のカッコつけが鼻についたり、春樹も若くて筆が走りすぎてるな、という印象。しかし、いまだに自分にとって、最も思い入れのある作品であり、ぼくにとっての春樹の代表作です。

最初に読んだ自分の年齢もあると思うけども、作品のテーマである「友情」が、この作品が高校時代の友人とむすびついているだけに一層強くぼくを引きつけるのだろう、と思います。

友情なんて、書くだけでもちょっと気恥ずかしい言葉ですね。

次は、村上春樹の影響で読んだレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」をもう一度読んでみようと思います。村上春樹の影響で、チャンドラーを読み、そしてフィッツジェラルド、カーヴァーなどのアメリカ文学にずるずると引き込まれてしまったのでした。高校・大学時代に影響を受けたものは、歳を取っても離れがたいものになりますね。

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