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2005年11月

あと1節。優勝が見えてきた。

2005/11/27(日)

Jリーグ、あと1節を残してセレッソが単独首位。

正直言って、信じられない展開になりました。
(なんて言うといろんな人から怒られそう。。)

昨日の試合では、終了間際にゴールを奪われ引き分けとなりましたが、
とにかく負けない。
代表選手が一人もいなくても、ひたむきに走り続けることで結果を残せることを示してくれたことが、
今年のセレッソの最大の成果ではないかと感じています。

今日は、試合終了後、いろいろな人から、
いろいろな電話が入ってきて改めて、「優勝」を意識しました。

あと1週間、いろいろと多忙になりそうですが、
ほんとうに、楽しみになってきました。

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セレッソ首位に。

2005/11/24(木)

先日のホームタウンサミットでは、実行委員長の竹内さんから
「ほんださん、これ着なあかんよ」
と言われてセレッソのレプリカ(サイズXOでぴったりだった)を渡され、懇親会の開会の挨拶をしました。
他のクラブの仕事もしてるわけですが、改めて
「ぼくはセレッソです」
ということを宣言する場にもなりました。

そのセレッソ、いよいよ首位ガンバと勝ち点で並びました!
開幕戦でヴィッセルに敗れ、3連敗した時は、
また、降格争いか、
と覚悟したものですが、後半戦の戦いは、本当に見事です。
セレッソサポーターに言わせれば、
もし昨年まで同様の、2ステージ制やったら、後期はセレッソの優勝や!
ということになります。
昨日の対戦相手の大分は、
2シーズン制だったら、セレッソと優勝争いしていた
であろう、好調のチーム。昨日もセレッソは4本のシュートがバーに救われたように、試合内容では、トリニータが明らかに勝っていました。

ヴェルディ戦、フロンターレ戦でも、試合内容では相手が優勢だったのですが、シュートを打たれながらも、身体を寄せるがんばりで何とか勝利を重ねるセレッソ。
そのがんばりは、誰が見ても、楽しめる、納得できるものなので、
ぜひスタジアムで見てほしい、
と思います。

サッカーの神様は、なんでセレッソに勝たせてくれるんでしょうか。
と賀川さんに聞いてみたら

まあ、モリシががんばっとるから、応援してくれてるんやろ(笑)

とのこと。

残り2試合、モリシだけでない、チーム一丸となってのがんばりに、
サッカーの神様は、どう応えてくれるのでしょうか。

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ホームタウンサミットin 大阪

2005/11/22(火)

気がついたら、1週間もブログの更新できてませんでした。

クラマーさんのシンポジウムが終わり、
その後も落ち着く間もなく、この週末はホームタウンサミットでした。

クラマーさんのシンポジウムでは、クラマーさん、賀川さんの80歳ペアのほか、
岡野さん、釜本さんらの言葉に圧倒されるばかりでした。
ホームタウンサミットでは、全国津々浦々からのクラブ関係者、
ボランティア、サポーターなどが交流し、親睦を深める姿が
感動的でした。

春から準備をはじめたものの、実行委員長の竹内さんがヘルニアで入院し、
当初9月開催の予定が、11月開催となりました。
(そういえば、サロンといい、サミットといい、なぜか代表者が腰痛で倒れる)

サミットは、良くも悪くも(?)「竹内さんのサミット」。
大阪サポーターズクラブの代表で、セレッソボランティア、サポーターである
竹内さんは、ぼくとちょうど同い年。
以前から、いろいろな場面で接点はあったのですが、
今回は一緒に仕事ができて、楽しかったです。

また、関西の(大阪の?)サッカーのために、何かやりましょう。

クラマーさんが、シンポジウムの最後に、
岡野さんらとの40年以上にわたる親交にふれて、

ひとつのゴール、ひとつの勝利よりも大切なものがある、
それは、友情である。

という言葉を残されましたが、まさにサミットは
この言葉を実感させてくれる場となりました。

日曜は、セレッソが2000年以来の宿敵・フロンターレを破って
首位ガンバと1ポイント差の2位に浮上。
あと3試合、楽しみになってきました。

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So happy and satisfied

2005/11/15(火)

クラマーさん、賀川さんを中心とした3日連続のシンポジウムが終わりました。

関係者、来場者のみなさんに感謝。

準備の段階から当日まで、ほんとうに至らぬことばかりでしたが、クラマーさんをはじめ、みなさんに喜んでいただけるものがつくれたことを、ほんとうにうれしく、ありがたく思います。

最終回、神戸でのシンポジウムでは、ベッケンバウアー、ルンメニゲらと並ぶ、クラマーさんの最高傑作=釜本さんとの信頼と愛情に満ちたやりとりがすばらしかったです。

シンポジウム後の懇親会は、「こんな先輩方の前で、、」と遠慮するヴィッセルの加藤寛さんに締めくくっていただきました。サッカー界の重鎮である先輩方からの熱いメッセージのあとを、現役指導者代表(って言ってもちょっと歳だけど。。)の加藤さんに締めくくっていただいたキャスティングは正解でした。

懇親会では、大阪ドイツ文化センターのペトラ・マトゥシェ所長(すてきなドイツ女性です)から、

「あなたは、いま、とてもHappyで、Satisfiedですね。」

と言葉をかけていただきました。

自分では、シンポジウムの内容や、クラマーさんと教え子たちの親交に感動しつつも、ビジネスとしては宿題、課題が多く、「幸せ」や「満足」という感覚がなかったのですが、その言葉でちょっと目が覚めたような気がしました。
今日のところは、幸せと満足に浸ろう。と。

そして、明日に向けては、こんなクラマーさんの言葉があります。

もっと前に!

この3日間のことは、またどこかでまとめて発表したいと思います。

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成功に勝るものはない

2005/11/14(月)

昨日は、東京でのJリーグ百年構想シンポジウム。

クラマーさんの講演のテーマは、初日から引き続きで、

成功に勝るものはない

どれだけ練習しても、見事なプレーをしても、
最後に相手より1点多く取らなければ何にもならないのだ、
というテーマです。
そのために何が必要なのか、何をなにをするべきか、
クラマーさんは熱く語ってくれました。

クラマーさんの教え子である岡野俊一郎さんは、
クラマーさんから学んだことを、丁寧に語ってくれました。
たとえば、

サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にする

いまではクラマーさんの言葉と言うまでもなく、多くのサッカー関係者が
耳にしたことのある言葉です。
常に自分で判断し、行動し、その行動の責任をとること。
それが大人になるということ。
そこで、チームのために何をすべきか、正しい判断ができるようになることが
紳士になる、ということ。

岡野さんの言葉で語っていただき、改めてその言葉が生きた言葉として
来場者に届けられました。

クラマーさんの言葉として語り継がれる数多くの語録は、
どれもが、本質を突いた、的確な言葉ばかり。

岡野さんは、最後にこんな言葉で締めくくってくれました。

百年たっても変わらないサッカーの基本。
時代ごとに変わる「流行」ではない、「不易」なもの。
それを伝えてくれたクラマーさんに感謝したい。

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サッカーを伝える人

2005/11/12(土)

今日からクラマーさんを招いてのシンポジウムがスタートしました。
初日は、サロン2002のシンポジウム。
中塚理事長は、松葉杖をついての参加です。ほんとうに大変そうでした。おつかれさまでした。賀川さんも、朝に芦屋駅で待ち合わせした時には、ずいぶん声も枯れていて、つらそうでしたが、シンポジウムが終わる頃には逆に元気ができてきたように思いました。でも、あと2日あるので、まだまだ大変です。

サッカーを教えるために天が遣わした人

と賀川さんはクラマーさんのことを紹介しました。
クラマーさんは、椅子から立ち上がり、身振り手振りをまじえての、熱いスピーチを聴かせてくれました。天が与えたものなのか、伝えるべきことが止めどなく溢れ出る印象で、賀川さんと二人、80歳になっても、エネルギーに満ちた姿は、やはりサッカーの神様から授けられたものがあるにちがいない。

会場の味スタの井本さん、ヴェルディの多田さん、サロン2002の皆さん、ごくろうさまでした。手作り感のある、いいイベントでした。感動しました。

いよいよ明日からはJリーグのシンポジウム。
ずいぶん趣向はかわりますが、こちらも楽しみです。

当日参加可能ですので、ぜひどうぞ。
公式サイトはこちら

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サロン2002のシンポジウム

2005/11/10(木)

サロン2002は、サッカー・スポーツを文化として日本に根づかせたいと考える人たちのゆるやかなネットワークです。年齢や性別、職業や専門分野を越えて集まった私たちは、サッカー・スポーツを通して21世紀の“ゆたかなくらしづくり”を目指すという共通の“志”を持っています。

何度もこのブログでとりあげてきた、「日独サッカー交流展」では、クラマーさんを招いて、3回のシンポジウムが開催されます。その初回、11月12日のシンポジウムで、ドイツ文化センターと並んで主催となっているのが、このサロン2002という団体です。毎月1回の月例会で毎回設定されたテーマについての発表や議論を行うことと、年1回のシンポジウムが主な活動です。というと堅い団体のようですが、実はその後でビールを飲むのが一番のねらいだったりもする、まじめでやわらかい集いです。

12日に開催されるシンポジウムは、公開シンポジウム2005「クラマーさん、ありがとう!」と名付けられており、クラマーさんが残した、4つの提言に対して、その後の日本でサッカーに関わる我々=クラマー・チルドレンが報告を行い、クラマーさんから、さらなる示唆をいただこう、というものです。

実はまだ席に余裕がありますので、ぜひ皆様お誘い合わせのうえ、ご参加を!
お申し込みは公式サイトから。

筑波大学附属高校の中塚義実先生が理事長で、まさに中塚先生=サロンと言える存在です。ユース世代のリーグ戦「DUOリーグ」のチェアマンであり、さらにJリーグやサッカー協会などとも深くかかわり、そのネットワークをフル稼働して、サッカーを楽しむ環境づくりに貢献しています。

この後の2回のシンポジウムと異なる趣向で、ある意味、何が飛び出すか楽しみな要素が一番大きいのですが、開催前にちょっとしたハプニングが飛び出しました。中塚先生がギックリ腰(!)とのこと。日独80歳の背筋をピンと伸ばした先輩を前に、腰のまがった理事長というのも、ひとつの見物ではあります。(?)

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香港映画

2005/11/06(日)

『インファナル・アフェアII』を見ました。

今年、第3作目が公開されたのですが、1作目を劇場で見た後、
2作目、3作目はまだ見ていなかったので、とりあえず2作目です。

トニー・レオン、アンディー・ラウがそれぞれ、警察官とマフィアで、
お互いに相手の組織に潜入する、というストーリーで、
1作目は、強烈な緊張感が印象的でした。

「II」は、この二人の若い頃のストーリーで、
それぞれ別の俳優が演じています。
個人的には、1作目の方がお気に入りですが、
緻密なストーリー構成は、香港映画、という枠を超えて
本格的なものです。3作目も見ようと思います。

香港映画というと、最近はようやく「カンフー」、「アクション・コメディ」という
イメージから抜け出しつつあるところかと思いますが、
個人的には、ウォン・カーウァイ(王家衛)という監督がお気に入りです。
一番好きな映画は?と聞かれると(香港映画に限らず)
「欲望の翼」と答えます。
キムタクが出演したことで話題となった、「2046」、
トニー・レオンとマギー・チャンの「花様年華」につながる
作品で、1990年ですから、16年も前の制作なのですが、
今見ても、「カッコええな〜」と感心してしまいます。

日本のテレビや映画を見ていると、画面に露出することで、
「消費されている」という印象がありますが、香港の役者は
映画に出演することで、値打ちが上がるように思います。
トニー・レオン、レスリー・チャンなど、男から見てもほれぼれしますね。

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もれなく500円。

2005/11/04(金)

toto研究所というコンテンツを立ち上げました。
http://www.fcjapan.co.jp/toto/

アンケートに答えてもらうと、
もれなく500円&iPodが当たるチャンス!です。

誰でも参加できるので、ぜひ皆さんご参加を。

このコンテンツを立ち上げるにあたり、
ロト6、ミニロト、ナンバーズ、スクラッチなど
まとめて買ってみました。販売店のお姉さんからは、
「あ、くじマニアなのね」とでも言いたげな、暖かな視線と、
「当たりますように♪」
という激励の言葉をいただきました。

皆さん、やったことありますか?
ぼくは、初体験でした。

ロト、ナンバーズは、いくつかの数字を自分で選ぶのですが、
ぼくは、もちろん個人的なラッキーナンバーである、「6」を
中心に選びました。いつが抽選かもちゃんと見てなかったのですが、
今朝の新聞で発表があり、どうもはずれのようです。。

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日独80歳のサッカー談義

2005/11/02(水)

さて、今回も日独サッカー交流展

今年の日本サッカー殿堂の掲額式で来日したクラマーさんは、
その夜に開催された「キリンカップ」UAE戦を観戦。
そういえば、ペルー戦に続く、2戦連続の0-1での敗戦で、

これでいいのか、ニッポン!
ジーコでいいのか!

という声が高まったころでもありました。

翌朝に、クラマーさんと賀川さんの対談が行われました。
この模様は、サッカーマガジン6.28号(ワールドカップ出場決定記念特別号)に
掲載されましたが、ほんとうに楽しい対談で、
同席できたことは本当にラッキーだったと感じたものです。

当時盛り上がっていた、
「中田英寿か、中村俊輔か」
という議論を賀川さんが持ち出せば、
1970年ワールドカップのウーベ・ゼーラーとゲルト・ミューラー
の例を引いて、

いい選手が2人いるなら、それをどう使うかを考えて
システムを考えるべき。そしてその2人は、よく話合うこと。

というのがクラマーさんの答えでした。
システムがあって、それに選手を押しつけるのではない、と。

そして試合を決めるのは、(ジャーナリストが目をつけるべきは)

エフェクティブなプレー

つまり、試合の流れを変える「効果的な」プレー。

賀川さんと一緒に観戦すると、ゴールが決まった後に、

あそこで、コクーががんばってボールを奪いに行ったから、、、

などと、どこかで無理をしたり、踏ん張ったりという動きがあって
それがゴールにつながるんだ、という話を聞かせてくれるのですが、
同じような話を、ドイツの同じ80歳から聞くのは、うれしく、
不思議なものでした。

このブログでは、先日、中田英寿と村上龍の対談を取り上げましたが、
この2つの対談は、語り手も、切り口も違えど、
どちらもサッカーの本質に、見事に迫った読み物のように思います。

今月12、13日の東京、14日神戸のシンポジウムは、受付中ですので、
皆さんぜひご来場ください。

公式サイトは、こちらです。

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