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6月の旬の選手

2005/10/07(金)

サッカーというものは、
まさに「旬」を扱うものであって、
隙あらば、あっという間に他の選手が
旬のチャンスを握ってしまう。

「フットボール・ニッポン」の村上龍、中田英寿の対談について、
先日書きましたが、これは、最新号、ジーコ監督インタビューからの
ジーコの言葉。

増島みどりさんによる独占連続インタビューは、今回が12回目
この連載はなかなか読み応えあります。
賀川さんに言わせると、増島さんは、
「新聞で鍛えられただけあって、しっかり書いとる」
ということになります。

日本人選手のレベルも高くなり、
ここから、来年の6月まで、日本代表の「旬」をめぐる競争は
ほんとうに楽しみなものになりました。

明日のラトビア戦は、いわゆる「海外組」中心での
テストとなりますが、今日になって小野伸二が負傷で欠場。
ホンジュラス戦のあとのインタビューでも、ジーコが期待する選手と
して名前をあげていただけに、残念です。

しかし、今一番見たい選手、と多くの人が口をそろえる
松井が先発です。個人的には、同世代の嘉人と一緒に
使ってほしいな、と思うのですが、嘉人も後半には出番がありそうで、
小野の不在を吹き飛ばす活躍に期待です。

ことあるごとに言っているので、「またか」と思われる人も
いるかもしれませんが、来年の6月に「旬」を
迎える選手は、大久保嘉人だと思っています。

ひいき目もあるかとは思うのですが、セレッソ、マジョルカでは、
デビュー戦、降格争いで見せ場をつくり、
シドニーオリンピック予選でも、最後で「旬」を迎えた嘉人。

また、おいしいとこ、持って行きそうな気がしているのです。

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