半島を出よ
もともと、読書は好きなのですが、夜更かしは苦手なので、
最近はもっぱら電車のなかで読むことが多くなります。
出張のときにも必ず1冊はバッグに入れていくことにしていて
今は、村上龍の「半島を出よ」を読んでいます。
先日、仙台駅で買って、先ほど東京に向かう新幹線のなかで
上巻を読み終えてしまいました。。400ページ以上の
ハードカバーでかなり重たいので、今日一日、持ち歩くの
バカらしいけど、捨てるわけにもいかないし。。
村上龍はこれまでもずっと読んできていて、
文庫になったら読もうかな、と思っていたのですが、
友人の水谷が
「最近の村上龍のなかでは、なかなかいい」
と言っていたので、読み始めました。
たしかに、なかなか面白いです。
北朝鮮から特殊部隊がやってきて、福岡に新国家をつくって
しまうという話です。
同じく、水谷(と旦那)から薦められた
「となり町戦争」(これは龍ではないけど)では、
異常な状況におかれた主人公があまりに淡々としていて、
いまいち消化不良という印象だったけども、
こちらは村上龍らしく、生々しい描写が満載で
ある意味、好対照です。
もちろん両者、全く意図しているものがちがうのだけども、
「半島」に一日の長ありかな、と感じています。
村上龍といえば、「フットボールニッポン」に掲載された、
中田英寿との対談が、面白かったです。
また、これは、稿を改めて。
固定リンク | 社長の日記 | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント