関西フットサルのお祭り
今年で第5回目となった、関西フットサル施設交流会の決勝大会が、マグ・フットサルスタジアムで開催された。昨年まで決勝大会は1日で行われていたが、今年は32チームが参加し、1日目に4チームずつのブロックでリーグ戦を行い、1、2位のチームが2日目のノックアウト方式のステージに進むという、ワールドカップと同様の形式での開催。32チームのうちわけは、25施設の代表に、前回大会の上位4チームと、岡山県、愛知県の代表、2001年のフットサルランキングの上位チーム。
午前の注目のカードは、同組に入った旭屋とマグの対戦。ともに優勝候補、関西を代表する両チームはニッポンハムカップで名勝負を見せてくれたこともあり、関係者、観衆、そして参加チームは大きな期待をよせたが、日本代表の選手が参加しないチームは本来の姿ではなかった。マグは層の厚さもあり、安定した戦い振りを見せてくれたが、旭屋は3戦全敗という結果で大会を去った。
彼らにかわって大会を盛り上げてくれたのは、徳島から参加のスカイフットサルクラブ。中学3年生と、コーチで構成されたチームは、初戦、2戦目と連敗したものの、最終戦ではTEAM LAWSONをやぶり、驚きの勝利をあげた。体力的に劣る中学生でも技術、戦術で大人に勝つことができるという、フットサルならではの快哉であった。この大会に過去2度の優勝を誇るflexibleは、初戦を0−2とリードされたものの逆転で勝利し2日目に駒を進め、同じく2回の優勝のヨナイチも危なげなく勝ち上がった。
午後に登場したカンカンボーイズは優勝候補との呼び声も高かったが、持ち味のスピードを活かせず、FC DREAM SDに1−2で敗れた。以前にYONAITがDREAMを不得意としていたように、相手のペースで試合をさせず、持ち味を殺してしまうというDREAMの「持ち味」が存分に発揮されたゲームとなった。ゲームに登場したとたん得点が決まったように、岡部さんの神通力もまだまだ健在。この両チームは結局、そろって決勝大会進出を決め、目の離せない存在と言えそうだ。
代表組が帰ってくる2日目は、いよいよ読めない展開となってきた。
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