アジア3ヶ国
日本が2度目のワールドカップ出場で初勝利をあげた。日本としては審判の判定に不服はあり、勝てた試合だったという見方もできるかもしれないが、大切な初戦で勝ち点を上げたことには大きな価値がある。テレビ解説の岡田武史さんの、興奮と喜び方は大変なものだったが、彼こそこの勝ち点の重みを最も理解するひとりだろう。
共催国の韓国は、5大会連続6度目の出場で初勝利をあげた。釜山のスタジアムは真っ赤に染まり、画面を通しても熱気が伝わってくるようで、勝利への強い意志が感じられた。試合開始直後こそポーランドにチャンスを与えたものの、前半26分に黄善洪が見事なゴールを決めた後は、洪明甫を中心にしたディフェンスも安定しての完勝。これで日本と韓国は開催国は初戦負けなしというワールドカップのジンクスのひとつをクリアすることができた。次なるターゲットはもちろん開催国はファーストラウンド敗退なし、である。
もうひとつの東アジアからの参加国である中国は、コスタリカに0−2で敗れた。結局、最もワールドカップの経験の豊富な韓国が勝利を飾り、日本、中国と出場経験の差がそのまま今日の勝敗とリンクした形。開幕戦で初出場のチームが前回優勝国を破るというようなサプライズもワールドカップなら、新参者に課せられるこの厳しさもワールドカップ。
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