8回目の旅立ち
賀川浩先輩が、ソウルに向けて出発した。今回で8回目のワールドカップ取材。いつもの海外取材と同じようにまとめられた、手書きのスケジュールを見ると、日本、韓国を股にかけてのかなりの強行軍だ。今回は試合の時間、利用する航空便、ホテルなどがびっしりと書きこまれたなかに、「泊 芦屋」という文字が見えるのが自国開催ならでは。「医者に見せたらドクターストップものですね」と言って笑ったが、ドクターストップかかっても、行っちゃうんだろうな、きっと。というのは冗談で、ストップかけられるような持病はありません。昔、ファールを受けつづけながらもプレーを続けるマラドーナを「無事是名馬」と表現したアナウンサーがいたが、ライターも無事が何よりなのである。
どんな旅でも、スケジュールを立てるのは楽しいもの。それが世界最大の祭りを追いかける旅なのだからたまらない。肥大化し、過密スケジュールを強いられた大会を嘆きながらも、大会を前にしてボルテージは高まるばかりだ。そんな賀川先輩にとって韓国は、神戸一中時代には目標であり、最大のライバル。戦時中には駐屯し、終戦を迎えた地。そんな賀川先輩が書き綴ってくれる「ワールドカップの旅」を僕たちは心待ちにしている。
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